先週会社帰りに君の後ろ姿を見かけた気がした。
ずっと君の幻を追いかけていたので気に留めず
後ろから通り越したけど。
もしかしたらまた来ることになったのかな。

去年の夏の終わりに去っていって
今年は秋の訪れとともに君が帰って来る。

もう二度と会えないと思っていたのに。
皮肉な運命のいたずらかな。

本当の事言うともう出会いたくはなかった。
もう君の人生に関わることは出来ないから。

今度すれ違いそうになっても
君に気づかないふりをするよ。

去年の夏、
二人出逢ってしまったことは
たぶん、きっと間違いだったんだよ。