以下の文は、だらだらで、
たぶん読む価値ないと思う。
ただ、
イロイロな思いが溢れて、
書かずにはいられない。
そんなとりとめもない文なのだ。
突っ込みどころは、さらりと流してくだされ…
=====その1=====
かれこれ、もう、
20年以上前のハナシになる…
KEIZANは
燃料棒の加工に携わる装置の
制御部のソフトウエアを
書いたことがある。
燃料棒って、つまり、原子炉のだ。
とは言え、
KEIZANは原子力技術屋ではない。
ありきたりの
ファームウエア屋
に、過ぎないのだが。
この仕事が来たとき、
KIZANは大いに悩んだのを覚えている。
と、言うのも、
KEIZANの、原発に対する考えが
纏まりを持っていなかったからだ。
KEIZANは、
この仕事以前から、
技術的な興味もあって、
原子力についての本を何冊も
読んだりしていた。
もちろん、
「ニュートラルKEIZN」
を
自称するモノとしては、
推進派、反対派、双方の本を
読みあさっていた。
(その頃のKEIZANは某総理よりも
原発に詳しかったに違いない…)
本を読みあさるにつけ、
ニュートラルで居られない自分に気がつく。
原子力推進派は
支持できなくなったのだ
さりとて、
ぐだぐだバラバラの反対派を、
ひとまとめにして、の
「反対派」
としては、
支持できなかった。
(推進派は利権で固まっているから、
そのままで強固な一枚岩なのだ…)
自分の立場を決めかね、
「消極的反対派」
(悲嘆的原発黙認派)
に
成り下がって行ったのだった。
要するに、
考えるのが
だんだん面倒くさく
なってきちゃったんだよね。
考えても結論が出ないし。
最も恥ずべき
思考停止状態に堕ちてたということだ。
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原子炉というものは、
同規模の他の装置に比べ、
格段に安全に設計されている。
これでもかこれでもかと
数々の安全装置がくっついている。
だから、事故が起きても食い止められる。
ヤヴァイことは起きないと。
…ただし、
以下の事象が起きないと仮定すればのハナシ。
| ●巨大地震 |
| ●テロ |
| ●戦争 |
| ●運転員のサボタージュ |
| ●航空機の直撃墜落 |
| ●隕石の直撃落下 |
| ●運転員の無知 |
要するに、
例外は「想定外」
事故はいつか必ず起きるってことなんだ。
原発関連の技術者は、
皆、そう思っているに違いない。
思えば原発技術者は、
葛藤の中で
日々暮らしていたのだと思う。
ある意味、
脳天気じゃないと
勤まらんのではないか?
(ごめんなさい)
その葛藤に耐えられずに
原発を離れていった技術者も
多いであろうなと想像する。
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「あの仕事」
が
来たとき、
スリーマイル事故は既に発生しており、
ウインズケール(セラフィールド)事故は、
その事実が暴露されていた。
そして、チェルノブイリ事故が、
まさに発生しようってところだった。
しかし、あの頃は原子力に替わるエネルギー源は
おいそれとは見つからない気がしたのも確かだ。
だから、
戦争は起きないように祈ろう。
だから、
巨大地震とか航空機事故とかが
起きないように祈ろう。
祈っている内に、
そのうちに、
原子力にたよらなくても良いようになろうよ。
そのうちに、なんとかなるさ…
そんなふうに、祈ってた。
そりゃ、歯がゆかったよ。
でも、祈るしかなかったのだ。
そんな時にこの仕事が来た。
だから、
考えた…考えた。
「気に入らない仕事」
ではある。
しかし、
俺が
何を思おうが
何を言おうが、
この仕事を
俺が引き受けなければ、
他の誰かがやるだろう。
社会の歯車の代わりなんて、
いくらでもある。
ならば、俺がやろう。
俺以外のヤツがやって、
もし、しくじったら悔む。
俺がやって、事故ったら、
まだ諦めがつくだろう。
ただ単に
「反対派」
を装って
仕事を蹴ることは
やりたくなかった。
そう。
何事も
「単純な反対」
は、
非生産的な行動だから。
第一、
この仕事って、面白そうだし…
(やいっ!それが本音かいっ!)
尤も、俺の仕事の出来が悪くても、
事故に繋がる性質の仕事ではない
ってことも確かだった。
当然のことながら、
燃料棒の製品チェックは厳しい。
俺の仕事の善し悪しは
「歩留まり」
には直結するが、
事故には直結しないから。
でも、たとえ事故が起きたとき、
原子力事故に対する
俺自身が諦められる
一つの理由になると考えた。
それらの考えは、
大いに甘かったと、
今、
実感しているところだ。
とは言え、
あの頃に、
がむしゃらな反対派となって
命を削るような活動を行ったとしても、
強大な原子力メジャーの前には
蟷螂の斧
でしかなかったろう。
とてつもなく無力であったことも事実さね。
そして、今も無力なんだ。
アノ仕事は、
結局、
俺の目の前に蒔かれた
小さなエサを喰ったに過ぎん。
原子力メジャーの蒔いた、
屑のような餌の一つまみをね…
(愚痴は続く…)