4月12日と19日の講義では、日本の戦後の経済興隆の推移や貿易(輸出・輸入)の状況の概略を駆け足で説明しました。


受講生の中には「海外ビジネス論」ということで受講したのに、何で日本のことばかり?


という不満もありました。


日本以外の(海外の)人たちとcommunicateする日本人が

「あなたの国の人口は?どんな歴史?何が私たちと違うの?」

などと質問された時に、

「私はあなたの国には興味があるけど、日本のことはあまり知らない」

と答えたら、相手の人はどう思うでしょうか?


日本人なら、まず日本に愛着をもって、日本のことを知っていなければ、、、


留学生なら、日本のことをもっと知ることができるのでOKでしょう。


とにかく日本の歴史をある程度勉強しましょう。


経済と文化は密接に関係しています。


Identity 、日本人としてのIdentityをしっかりと持つことが

今後海外でビジネスや交流をするときに最も重要なことになります。


質問を待っています。


読者が分かるようにコメント欄に書いてください。

匿名で構いません。


SやAを取りたい学生は自分の名前が分かるように書いてもOK。

すばらしい質問なら、加点します。


どんどんコメント(質問)してください。




基礎的学力は、これからの社会生活で何か新しい課題が出てきたときに力を発揮します。


バカにしないで、「もう大丈夫!」という自信ができるまでやってください。


日本語ができるひとで、算数ができる人は必ず外国語が上達します。

日本語との違いを認識して論理的に理解できるからだと思います。


さて1年目の計画ですが、もちろん1年目のゴールを決めたら、毎月の計画をつくります。

そして1ヶ月目の計画通りに実行できなかったら、2ヶ月目の計画を修正して何とか追いつこうとします。


「あなた」が「あなた」にした「約束」。

「正直」とは「約束したら、絶対に守ること」。

自分に「正直」に生きましょう。

しかもそれを実現すると「あなた」が達成感を感じて更に幸せになるばかりではなく、「あなた」を日々助けている人たちも「よかった!」と思ってくれます。


ということで、とりあえず、「生き方」の第一部を終わります。


これからは、皆さんが私の講義の中で質問してくれたことに答えてゆきたいと思っています。

さあ、チョモランマに挑戦しよう!

チョモランマ(エヴェレスト山)は標高8,844m。

富士山より5,000m以上も高い山。


今から挑戦するとして、その実現には10年以上かかるかもしれませんね。

また、一人では絶対にできません。協力者が必要です。


「あなた」が見つけ出した(これから見つけ出す)「目標」もこれと同じです。


目標を見つけ出したら、次はそれを実現するための計画をつくりましょう。


10年計画です。


最初の1年の計画は具体的に!

5年目、7年目、そして10年で実現です。


何を目標にするかは一人ひとり違ってくると思います。

しかし、何をやるにしても、その実現のために絶対に必要なことがあります。


それは「基礎的学力」です。


まず日本語です。読んで理解する力(読解力)。

漢字の読み書き。考えをまとめて書く力。


それから計算力。(中学校卒業程度でOKです)


自分で考えて結論を出す力。


もうそれらができる「あなた」は次の段階に進めます。


自信がない「あなた」はこの1年で集中的にやりましょう。


中学校の国語の教科書と問題集が役に立ちます。

(ない人は東京なら神保町の三省堂に行けばあります。

地方の人はアマゾンで探してください)


計算力は小学校6年の算数の問題集から始めて中学3年までの問題集をやりましょう。


「自分で考えて結論を出す力」の訓練はまず疑問を持つことから始めましょう。

たとえば、「どうして同じような生活をしているのに、幸せを感じる人と、感じない人がいるのだろう?」

「どうして世の中には、優しい人と怖い人がいるのだろう?」

「どうして犯罪者がいるのだろう?」


疑問をノートに書き、できれば毎日30分、自分の考えたことをノートに書きましょう。

それを次の日に読んで、また考えて、書きましょう。

繰り返しているうちに、「あなた」の自分で考えて結論を出す力は必ず向上します。

同時に人が同じことに対してどう考えるかが気になるし、参考になってきます。


基礎的学力に自信がない「あなた」、、、

今すぐにでも始めましょう。

急がば回れです。