21世紀初頭は日本国が中国…中国共産党の膨張主義に脅かされていた。
また、北朝鮮・韓国といった国も日本との対立の道を選んでいった。
そんな中、1つの重大な出来事が起こった。
日本国の西…九州・沖縄の地が謎の軽微な群発地震の後、忽然と姿を消してしまったのだ。
日本国はこれからどのようになっていくのか、消えた九州・沖縄はどこに行ってしまったのか。
2つに裂かれた日本列島は大きな変動を迎えることになっていった。
1話-転移-
この日、文明は大きく麻痺した。
転移したことにより人口衛星を利用した情報通信が途絶えてしまった。
海外サイトどころか、東京・大阪など国内の大半のサイトが閲覧不能となった。
東京のキー局の放送も途絶えてしまったために
九州・沖縄の住民は一時的に情報が遮断された形になった。
しかし、九州の放送局が情報を報道し始め、
県などが情報交換のための掲示板を設置され始め徐々に改善されていった。
自衛隊は、陸海空が連絡し合い何とか足並みを揃えていた。
だが、九州全土を統括する機関は存在せず
各県や中央省庁の外局などは足並みが揃っているとはお世辞にもいえない状態だった。
それでも何とか連絡を取り合い、混乱の沈静化に尽力していく体制を構築していった。
その一環として作られたのが「九州地方緊急連絡会議」である。
この組織を設置し、各県の意思疎通を図り混乱の沈静化し
最終的には九州地方で「国家」を作り上げることを目標としていた。
いくら県や自衛隊・中央省庁の外局が協力しても
「政府」がなければ完全に統率することが難しかったからだ。
それに石油の備蓄が多量にある訳ではないため外に資源を求めることとなった。
そのため、建国に向けた調整と同時に周辺の詳細な情報を得ることが求められた。
そこで、連絡会議で海保の巡視船や飛行機・空自の偵察機などにより
周辺地域の偵察が始められた。
どんなに東西南北を探し回っても見慣れた陸地を見つけることは適わなかった。
ここが完全な異世界だということが痛いほどよくわかる状況だった。
しかし、偵察が始められ四日が経過したとき1つの大陸が発見された。
すぐさまこの情報は連絡会議に伝えられ、詳細な情報が明らかになっていった。
「この偵察情報によると、民家らしき構造物を発見した模様です」
「偵察情報を見る限り文明のレベルは、中世~近世のヨーロッパほどと推測されます」
これは、海保・自衛隊が共同で設置した「特別偵察派遣隊」からの出席者からの報告である。
この報告によりこちらの文明とあちらの文明の差が明らかとなった。
「下手に接触すれば、あちらに警戒される恐れがある。慎重にやらねばならない」
議長は大雑把な方針を言った。
消極的ではあるがこの大陸に対する対処方法が議論された。
「未開拓の場所に資源調査隊を派遣。α文明に対しては接触は避けよう」
これで、一応の外交方針は決定した。
だが、解決すべき問題は山積している。
「早く国家を作り上げ問題を早く解決しなければ…」
まだ、九州・沖縄の地に安寧が齎される日は先だ。
しかし、徐々に各方面の人々はまとまりつつある。
それぞれが小さな動きをみせていた状態から大きな流れへ。
今ここに九州・沖縄の地の日本人がまとまり結束する。
この世界に広がる蒼穹の空が暖かく包み込んでいた。
また、北朝鮮・韓国といった国も日本との対立の道を選んでいった。
そんな中、1つの重大な出来事が起こった。
日本国の西…九州・沖縄の地が謎の軽微な群発地震の後、忽然と姿を消してしまったのだ。
日本国はこれからどのようになっていくのか、消えた九州・沖縄はどこに行ってしまったのか。
2つに裂かれた日本列島は大きな変動を迎えることになっていった。
1話-転移-
この日、文明は大きく麻痺した。
転移したことにより人口衛星を利用した情報通信が途絶えてしまった。
海外サイトどころか、東京・大阪など国内の大半のサイトが閲覧不能となった。
東京のキー局の放送も途絶えてしまったために
九州・沖縄の住民は一時的に情報が遮断された形になった。
しかし、九州の放送局が情報を報道し始め、
県などが情報交換のための掲示板を設置され始め徐々に改善されていった。
自衛隊は、陸海空が連絡し合い何とか足並みを揃えていた。
だが、九州全土を統括する機関は存在せず
各県や中央省庁の外局などは足並みが揃っているとはお世辞にもいえない状態だった。
それでも何とか連絡を取り合い、混乱の沈静化に尽力していく体制を構築していった。
その一環として作られたのが「九州地方緊急連絡会議」である。
この組織を設置し、各県の意思疎通を図り混乱の沈静化し
最終的には九州地方で「国家」を作り上げることを目標としていた。
いくら県や自衛隊・中央省庁の外局が協力しても
「政府」がなければ完全に統率することが難しかったからだ。
それに石油の備蓄が多量にある訳ではないため外に資源を求めることとなった。
そのため、建国に向けた調整と同時に周辺の詳細な情報を得ることが求められた。
そこで、連絡会議で海保の巡視船や飛行機・空自の偵察機などにより
周辺地域の偵察が始められた。
どんなに東西南北を探し回っても見慣れた陸地を見つけることは適わなかった。
ここが完全な異世界だということが痛いほどよくわかる状況だった。
しかし、偵察が始められ四日が経過したとき1つの大陸が発見された。
すぐさまこの情報は連絡会議に伝えられ、詳細な情報が明らかになっていった。
「この偵察情報によると、民家らしき構造物を発見した模様です」
「偵察情報を見る限り文明のレベルは、中世~近世のヨーロッパほどと推測されます」
これは、海保・自衛隊が共同で設置した「特別偵察派遣隊」からの出席者からの報告である。
この報告によりこちらの文明とあちらの文明の差が明らかとなった。
「下手に接触すれば、あちらに警戒される恐れがある。慎重にやらねばならない」
議長は大雑把な方針を言った。
消極的ではあるがこの大陸に対する対処方法が議論された。
「未開拓の場所に資源調査隊を派遣。α文明に対しては接触は避けよう」
これで、一応の外交方針は決定した。
だが、解決すべき問題は山積している。
「早く国家を作り上げ問題を早く解決しなければ…」
まだ、九州・沖縄の地に安寧が齎される日は先だ。
しかし、徐々に各方面の人々はまとまりつつある。
それぞれが小さな動きをみせていた状態から大きな流れへ。
今ここに九州・沖縄の地の日本人がまとまり結束する。
この世界に広がる蒼穹の空が暖かく包み込んでいた。