このページは、あくまでもブログです。ファイナンシャルプランニング技能士として、報酬の有無に関わらず、相談、講演など業務は行っていません。本業がありますから…😅


お疲れ様です。ファイナンシャルプランニング技能士の資格をもつカズオです。

先日、インターネットニュースで
    政府「在職老齢年金の廃止を検討」
との記事。在職老齢年金とは…

老齢年金の支給開始年齢は、以前の60歳から段階的に移行されていて、現在ではほとんどが65歳となっています。ただ一部では(特別警察職員だった人など)はまだ、65歳よりも前から支給となっています。この人たちに支給される65歳までの年金の名称を特別支給の老齢厚生年金といいますが、この年金支給額と職場からもらう給料の合計が28万円を超えた場合、年金支給額の一定額が減額されます。この減額された年金を在職老齢年金といいます。

この話は、65歳までの特別支給の老齢厚生年金だけに限らず65歳以降にもあって年金と給料の合計が46万円を超えた場合年金支給額の一定額が減額されます。

で、政府はこの在職老齢年金を廃止しようとしているのです。つまり減額制度を廃止する…要は支給額の増加という訳です。人生100年時代、働ける人には働いてもらって、その人たちの労働意欲を削がないように…といったことが狙いでしょうか。

これ、私たち現役世代からみるといかがなものでしょうか…😠

この国の公的年金制度は、
     賦課方式
です。賦課方式とは、受給者世代の年金を私たち現役世代の保険料でまかなう方式です。この方式の下でこの国は、少子高齢化、人口減少時代で、年金制度の存続、維持が問題視されているのに大盤振る舞いする必要がありますか?現役世代の負担が増すばかりです😓