交野市環境基本計画を推進する団体であるみどりネットは、平成26年度~平成28年度、年間約160万円の業務委託契約を交野市と締結しております。交野市役所は、新設団体であるにもかかわらず、地方自治法で求められる公募や入札を行っていないことを認めました。さらに、みどりネットは、交野市から受託した業務の事務局を交野市役所職員が行っております。
さらに、星田6丁目にある4751平米の自然環境整備用地、帳簿価格約8億2332万円の土地を交野市役所から無償で借りておりますが、一部が野菜畑になっております。「立入禁止」の看板を設置してますが、どういう意味でしょうか?
平成28年9月28日の一般質問で質問すると通告したところ、「改めて説明等を行う予定はありません。」との答弁案が返って参りました。事実上の答弁拒否です。「隠す・黙る・逃げる」の交野市役所の組織体質を顕著に物語っておりますが、一般に、議員には一般質問の質問権があり、市役所には答弁義務があります。現に、議会で答弁拒否した神奈川県横須賀市長には、問責決議が可決され、大々的に報道されました。
平成28年9月28日、交野市役所は、答弁を修正し、平成29年3月末までに野菜畑を解消すると約束しましたが、反省・謝罪については、答弁拒否しました。
平成29年3月28日、野菜畑が解消されたのを確認し、私物化された私たちの市有地を取り戻しました。なお、野菜畑にしていたのは、交野市役所によるとみどりネットではないとのことです。しかしながら、みどりネットが無償で借りておりますから、管理責任はあったと考えます。