おそらく日本人とっては、マリファナ(大麻)=“危険な薬物”世界から注目されている「カナダでマリファナ合法化」に関するニュースや「知っておきたいカナダのマリファナ事情」をまとめてみました。
嗜好品目的での大麻使用を国として合法化するのはウルグアイに次いで世界2カ国目だそうです。アメリカでは、29州及びワシントンDCで医療用マリファナが合法化されていて、コロラド、ワシントン、オレゴン、ネバダ、カリフォルニア、アラスカ、マサチューセッツ、メイン、バーモントの9州及びワシントンDCで嗜好用マリファナの所持・使用も合法化されています。
マリファナ合法化をする理由には、以下のような社会的問題を含む背景がありました。
- 販売が違法であるにも関わらず多くの大麻が流通、愛好家が多いこと
- 若年層へのマリファナ流通を規制できていないこと
- 違法マリファナ流通、販売が犯罪組織の収入源になっていること
カナダのジャスティン・トルドー首相は6月19日夜、「子供たちが大麻を手に入れたり、犯罪者が大麻で利益を手にしたりするのが簡単すぎる状態だ。今日、我々はそれを変える。大麻を合法化し規制する我々の法案が上院を通過したところだ。#公約は守った」とツイートしました。
医療目的
医療大麻と嗜好大麻は同じ天然のハーブで植物的には違いはないが、使用目的が異なるために栽培や取扱いの方法などが違います。特に大きな違いは、品質の安定性。身体の弱った患者には生命に影響する可能性もあるカビや細菌などの対する衛生管理も徹底されています。
医療大麻には数多くの銘柄があり、含有されるカンナビノイドの配合比率が多様であるため、効能や薬理作用が異なり、したがって異なった多くの症状に特化して処方されている。癌治療や拒食症などで食欲不振に陥ってしまう摂食障害を抱える人たちにとって有益な治療になる可能性があることを研究者は指摘している。
在バンクーバー日本領事館より下記の呼びかけもありますので、日本人としてカナダに在住、旅行される皆さんには慎重に考えていきたいテーマかと思います。
【引用】本年6月21日に成立しました「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されることに伴いまして、邦人の皆様に対し以下の注意点についてお知らせいたします。
1. カナダでは、本年10月17日から、大麻(マリファナ)の所持・使用が合法化されます。
2. 一方、日本では大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。
3. この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
4. 在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。
カナダ政府のウェブサイトにもマリファナの影響・危険性について解説をします。
《マリファナ使用による体への悪影響》
●短期的な影響として、運転能力、学習能力、記憶力などに支障が出る恐れがあるほか、不安やパニックになったり、現実と非現実が分からなくなり、他人が自分を批判しているという妄想を抱く危険性がある
●長期的な影響として、肺を痛めて呼吸困難になったり、メンタルヘルスに影響が出たり、マリファナ中毒になる可能性もある
●成長期にマリファナを吸ったり、頻繁な使用、継続的な使用はさらに害が増す
●10人に1人の割合で、マリファナ中毒になる可能性がある
●使用量などにもよるが、マリファナ摂取後6時間以上は影響が出るので、運転などを控えるべき
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