■石牟礼道子 苦海浄土ーわが水俣病
雨も朝には、止んでおり少し肌寒い朝だったが
晴れていると通勤も楽である。
先日、水俣病関連でニュースが全国を駆け巡ったが
環境省スタッフも悪気なくスケジュールを組んで進めたことだろう。
それでも環境大臣は、マイク音声など消えても話を聞いてあげることが
大事だということも忘れ記者会見で涙を流す場面はあまりに情けなくも思えた。
石牟礼道子さんのエッセーから・・・。
小5の勝子ちゃんは、水俣病のお父さんが居て
お母さんが具合が悪いと
朝ご飯を作って皆に食べさせ
片付けて登校していたらしい。
担任は、よく居眠りする勝子ちゃんを
寝かせてあげたらしい。
事情を知る担任は、叱ることはしなかった。
これを読んだだけで涙が出てくるから
今回のニュースが残念に感じてしまう。