ライブアーカイブスvol.12~石野田奈津代2009.8.2 | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

7時起床。7時半に自宅を出て最寄驛から地下鉄で博多驛へ、そして今年の3月にも乗った特急ハウステンボス号で佐賀驛に向かいました。

8年ぶりに下りた佐賀驛。近くのユメタウン佐賀にて献血キャンペーンがあるとのことなので、ちょっと献血しに行きました。
なんてね(笑)、本当はそのキャンペーンのイベントライブに石野田奈津代さんが出演との情報を得ましたので、プチライブ遠征です。

 

今日はいつものデイパック以外に大きな荷物を持って行ったので、電車での移動は大変でした。
若宮は車持ってないから驛出るとコマネズミみたいに歩かなきゃいけないだろ、と考えた君、それはアマイ。若宮には最高機密決戦兵器があるのですよ。

バッグに入れてきたのは折りたゝみ自転車。2004年の6月に買ったので、自分は「水無月(みなつき)」の愛称で呼んでます。
さっき重さ測ってみたら、バッグも入れて8.4kgもありました。意外に重かった。

ホイールは8インチしかないのですが、写真のようにチェーンリングが2個附いている独特の設計で、意外によく走ります。変速器が無いノーマル車程度くらいでしょうか。

購入後、今回が初の輪行です。



11時ちょっと前。会場のユメタウン佐賀に到着。

事前に細かい開始時間の発表がなかったので、あてずっぽうで来てみましたけど、案内板を見てみるとライブはなんと15時から。
そこで、まずは食事して佐賀市内のリサイクルショップ巡りしました。
といってもリサイクルショップ巡りは予定通りで、もともと佐賀のお店巡りしようかと考えていたところ、なっちゃんのライブのことが分かったのでこの日に日程をずらしていたのです。
8年前。同じようにリサイクルショップ巡りをしに佐賀市にきたときは、驛を出てから全て歩きだったので大変でしたけど、今度は自転車があるので暑いとはいえとても快適でした。

 

 

 

 

14時半。再び会場に戻ってきました。いつもの場所に座って待ちます。
客席はあんがい空席が多い。もっとなっちゃんのことを皆んなに知ってもらいたいな。もっと、もっと。
会場には、おなじみのアコースティックギターのほかにキーボードもセットされました。

このところ急激にきれいになったなと思うなっちゃん登場。薄いピンクのワンピースだったかな?このあと献血とかしたので記憶がボケてしまいました。

1曲目はギター弾き語り。初めて聴く曲です。
こうして私たちが平和に暮らしているこの時も世界の何処かでは戦争が起きている、といった、人と人とが争うことの悲しさを切々とうたう内容。楽曲「?」などのテーマにも通ずるなかなかの佳曲で、印象に残りました。

※後日、ファンの方からの情報で「20世紀」という楽曲だと分かりました。

ギターを置いてキーボードに向かいます。なっちゃんのライブはこれで4回目(正確には5回目)ですが、鍵盤弾き語り聴くのははじめて。楽しみです。
たくさん人がいるなかで偶然にも私たちは出会えた。そのことに感謝する曲「60億分の1」。
これはいゝ曲。自分はこの楽曲が一番好きです。

次の「永遠」は少し前に発売された新曲。
切ない別れの傷痕を鍵盤にのせてうたいます。

メジャー再デビュー曲の「春空-ハルソラ-」。今回は鍵盤弾き語りで、これもすごく良かったですよ。この曲にはピアノ音のほうが合う感じです。

再びギター。私の自己紹介代わりの曲ですと、紹介するお終いのこの曲は!
2008年3月。はじめて見たなっちゃんの路上ライブのことを思い出します。夕暮れの雑沓のなか、マイク無しでギターを掻き鳴らし、ありったけの声を張り上げてうたうあの横顔。
この「波乱万丈」は、あの日の記憶とともに強烈に印象に残っていますが、今回は正確な歌詞も聴き取ることができました。
「自慢じゃないけどいじめられてた」「彼氏は浮気してた」。他の音楽家ならばちょっと書くのを躊躇してしまうようなストレートな詞で、あらためて聴いてみるとスゴイですね。
一番前の席の女性客は泣いていました。

※献血ふれあいフェスタ ユメタウン佐賀 石野田奈津代セットリスト
20世紀
60億分の1
永遠
春空-ハルソラ-
波乱万丈

ライブがはね、サイン&握手会。まだ買っていなかった「永遠」を手に取り、列に並びました。
ライブの1曲目がすごく良かった。新曲ですか?と話すと、「むかし作った曲です、次のアルバムには入りません」とのことでした。
ライブを終えた後も、この1曲目が強く印象に残っています。

 

 

 

 

 

福岡に帰る前に、せっかくだから献血しましょう。

そういえば若宮は献血一度もしたことがありませんでした。
献血時に意外な事実が分かりました。若宮の血液型は、過去にmixiバトンなどでも紹介したとおりO型の筈でしたけど、なんとA型と告げられたのです。
前に怪我などで病院に行った時はO型と云われたのですが、当時の簡易検査は今ほど精度が高くなく、結果、このようなことになったのではないかということでした(輸血などの際はもっと詳しく調べるようですが)。今回の簡易検査は90%の正確さだそうで、後日100%間違いない検査結果を送ってもらうことにしました。

 

 

 

 

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アメーバブログを書き始める前に、mixi日記で書いていた過去のライブレポートを転載していくライブレポートアーカイブスの12回目。

 

今回は2009年8月に佐賀市まで輪行して観に行った、石野田奈津代さんのイベントライブレポート。

 

本文に書いたとおり、この日は購入以来あまり利用されることのなかった折りたゝみ自転車を持って、人生初の輪行でした。

そしてもうひとつ。

ずっとO型だと思っていた血液型が、実はA型だったということも分かりました。

骨髄移植をしたワケでもないのに何故血液型が変わったのか?今でも謎のまゝです。

 

このほか、文中にもある楽曲「20世紀」ですが、長いあいだ未音源化曲だったものの、このライブの5年後(2013年4月)に発売されたアルバム「スターオリンピア302(3)」に収録されました。

 

あの日、石野田さんは何故この曲をうたおうと思ったのか?

これも、今でも分かりません。でも良い曲。私の思い出の曲です。