みなさま。
こんにちは。
日本文化を未來に繋げたい
日本文化未来研究所 所長
麻文字恵子 です
先日のこと。
車の配車をしていたのですが。
定員が8名と聞いているけど
わたしが入ったら、7名になるので
遠慮した方がいいかしら?
荷物置き場も必要ですし
みなさんで快適に過ごす方が
いいのではないですか?
とのご質問を頂きましたの。
いえいえ、定員は8名ですもの。
少し位、キュウキュウ詰めでも
みんなで片寄せ合って
一緒の時間を過ごすことの方が
一番重要なんだと強く思っているのね
そんなお話をしてから
色々あったけど
ご参加を決めて下さって
とっても感謝されたのですが・・
今朝、ふと思い出した
その氣持ちの根っことなった
私の体験を
自分の備忘録として残したいと思います
ある日のこと。
それは、ガラガラではないけれど
席は全て埋まっているけど
立っているヒトもいない
ちょうどバランスの取れている
電車での出来事でした
わたしと姉はお買い物を終えて
帰宅する途中
一つだけ、空席があったので
わたしは、姉にその席に座るように
声掛けしたのね。
そしたら、
姉も、私に席を譲ってくれて
ちょっとした、
ダチョウ倶楽部のコントみたいな
状況になっちゃってさ。
画像はネットからお借りしました
2人で、どうぞ、どうぞ
うふふ。
今考えても、笑っちゃう場面だわー!!
そしたらね。
奇跡が起こったの
私たちの前に座っていらした
おばさまが、わたしたちの会話を
聞いていてくれたのでしょう。
『あらっ。みんなでちょっとづつ詰めれば
あなた達、細いんだから座れるわよっ!』
『ちょっとみなさん
少しずつ、ずれてもらえませんか?』
って、なんと、その席1列みなさんが
全員ホントにちょとずつ、ちょっとずつ
ずれて詰めて下さったら、
あらららっ、、なんとまぁ。
目の前に
普通に座れるよりも、ずーっと広い
快適な空間が現れてしまって、
2人で余裕で座れちゃったの!!
くーっ。おばさま女神の
鶴の一声、威力満載!
そして、見知らぬわたしたちに
優しい氣持ちを分けて下さったみなさまが
ステキすぎる!!
んでね。
ちゃっかり座ってしまった
私たちですが、
冷静になると、
あれっ?おかしくない??
もともと、少しずつ余裕で
皆さん座っていらしたのかしら?
この席は何人席のシートだったの??
って、自分が座っている人数の合計と
目の前に座っていらっしゃる方々の
人数を確かめてみたならば・・・
くわっーーーーーっ!!
な、なんと!
あたしたち、
7人用のシートに、8人座っていますけど??
それも、みなさん、そんなにキュウキュウ詰めでもなく
しかも、みなさん
よかったね〜のお気持ちで
ニコニコとされているんです(涙目)
すごくないですか??
驚きましたよーーーっ
もうさ。
そこにいらした皆様が神様なの??
って位に、神々しいったらありゃしない。
嗚呼。
人生と同じだな〜って
心底思いましたよ。
アタシは。
きっとさ。
いつもの快適な景色からはほど遠い
キュウキュウ詰めの状態で
『狭くて』
『隣人との距離が異様に近い』
『快適とはほど遠い』
そんな状態にも関わらず、
『こころを寄せ合える氣持ち』
『誰かの役に立ちたい氣持ち』
『快適かよりも一緒に分け合える歓び』
を、普段から持ち合わせているのが
日本人の特徴なのではないかと感じています
もちろん、どんな國でも同じだと思いますが
わたしは、日本しか知らないので、
日本人のことを書いていますが
きっとどんな人種でも
隣人を温かく迎えられる氣持ちを
常に奥底に抱えているんだな〜
って、思うだけで
今のシアワセを抱きしめたくなったのですよ
そっか。そっか。
すっかり忘れていたけど
この体験が今のアタシを作ってるんだな〜
しあわせだな〜
この世での体験こそが
人生の宝物
今の、あたしを
形成している要素なんだな
だから、同じ条件で同じように
育てられた双子も
経験が違うから
全く同じに育つなんてあり得ないんだよね
今はさ。
隣のヒトに話しかけるのも
目を合わせるのも
ちょいと、ナーバスになっているけど
手を繋ごうよ
ココロを寄せようよ
目と目を合わせて、ニッコリしようよ
荷物なんかより
一緒に笑顔で過ごせる時間が
なによりも変え難い
タカラモノ
隣人のことを
自分のことのように思える
日本人、ホントにステキだなぁ
今日も佳き日をお過ごしくださーい!
天使はいつも
あなたの胸の中に
住んでいるね