28年間勤務した商事会社を
退職してから出逢った
麻と天城流湯治法
どちらもシンボルマークが麻の葉模様
麻繋がりなんです。
もっと麻農家さんの素顔に直に触れて
麻の素晴しさや美しさを
知ってもらいたい!!
との想いで、5月から麻農家さんツアーを
開催させて頂いております。
麻に惹かれて
麻紙に興味を持って
麻文字を発見して下さったり!
ご参加下さった方は
魅力溢れる個性的な方ばかり。
ダメ、絶対ダメで有名になってしまった
麻ですが、
古来から、日本人の生活になくてはならない
主要な植物でした。
今回は、
麻の発酵見学と麻剥ぎ・麻引き組と、麻紙漉き組、
一日麻まみれの愉しい時間となりました。
初めての麻剥ぎ作業
めちゃくちゃムズイ!
でも、パキッと折れたり
スルッと剥けると嬉しさ無限大!
精麻って、ご覧になったこと
ありますか?
一枚の美しい麻は
実は一本の幹から、なめされるのではないのです
幹の太さから、一本になったり
五本になったり。
その職人の感覚で、決められます
整った精麻は、全て熟練された
職人さんの技で成り立っているのですね。
大森先生が直接指導して下さいますので
安心して楽しめます

麻の紙を国産精麻で作っているのは
こちらの、野州麻紙工房さんだけです。
こんな道具だったとは、、
の、驚きばかり





そして、
積み重ねられた、麻の幹
麻の道具の説明や、麻の仕事分担が
栃木と群馬が逆だったり。
栃木 ➡️ 麻剥ぎ 男性 麻引き 女性
群馬 ➡️ 麻剥ぎ 女性 麻引き 男性
麻を発酵させるのは、栃木は麻くそを入れて発酵させますが
他県では、お水だけで発酵させる。のですって!
6年、栃木の麻農家さんに通っていますが、
知らないことばかりで
楽しい〜
麻クソを入れて発酵させて作った
麻発酵液の棚
こちらで、麻の茎をザブンと付け回します。
温度管理が大切な発酵液は
保温シートや加熱で
深夜も確認作業が続く重労働なんです
まるで、麻の赤ちゃんのように
愛情たっぷりに育てられてました。
先程の発酵液に浸した後に
寝かせて、熟成させる温床をそっと手を入れて
触らせて頂きました。
ホンワカとあったかくて
気持ちい〜い
41度以上にならないように
管理をしっかり!されていましたよ。
下段から新しく積み重ねられて行きます。
場所や重ねられた束の真ん中と
外側の位置により
発酵が変わりますので
一日に2回
位置を全て変える重労働作業。
大森先生、村上先生
ありがとうござました。