糸掛け曼荼羅、麻のお話会、天城流湯治法を広めている市川恵子です。
今日もブログを読んで下さってありがとうございます。
6月に急に始まった、田圃仕事、先日無事に終了しました〜。
いやー、、あっという間に田植えしてから、4ヶ月。。
今年はね。驚異的に暑かった夏の草むしり、、
水不足で稲が枯れてしまうのでは。と心配になったり
近年まれに見る大きさの台風が次々と襲いかかり、
雀の大群に食べ尽くされるのではと、網をはったりと。。
全て、人生初体験のことばかり。
電車を乗り換えて一時間以上も掛け、いったい、
何回通ったで在ろうかも判らない程ですが、、
もっと、通いたかった〜。
やっと、脱穀と精米が終わりました!
今回は、一年生だったので、全て手作業。
脱穀も昭和を感じさせる この機械。
仕組みはとてもシンプルですが、ちゃんとお米の選別をしてくれます。
実入りがないもみ殻と、実入りのもみと、ゴミが三カ所に分かれてくれる
優れもの!
えっと、、あの〜。
これ、古美術品ではないのでしょうか?
古代資料館に並んでいてもおかしくはない、風情を感じさせる逸品ですよねっ!
美しすぎる。
これね、最近、農家さんからやってきたばかりの新品だそうですよ。
つい最近まで、大切に使われていたのでしょうね。
農機具って、めんこいね
わたしの汗と涙で(笑)育まれた お米さん。
じゃーーーん!
玄米なので、色は全般的に茶色ですが、
黒い部分がありの、割れちゃってたり、緑だったり(大泣)
黒い個所は、業界用語で、 ヤケ と言われているそうで、
生育中に、カメムシさん達が、チューチューお米を吸ってしまった後らしく
苦みや、えぐ味が出てしまうそうな。
割れてしまったのは、乾燥しすぎてしまったもので
緑のお米は、まだ生育中で苦みがあるそうです。
一般的には、こういうお米が混ざっていると、商品価値が一気に下がってしまうそうですが
これこそ、無肥料無農薬の証拠。
手作りしたからこそ、わかるもの。
ほんの僅かな面積でしたが、とても貴重な宝物の経験となりました。
いや〜。辛かった事も嬉しかった事も心配だったこともあったけど、
今は遣り切った感がハンパねー!
ちょっと寂しいけど、嬉しさいっぱいのワタスです。
この体験がなかったら、黒いお米だなんて観た事もなかったし
ましてや、食べれることも想像もつかなかった。
だって、実家はお米屋さん。なんですの、いちかわさん。
戦後、公職追放になってしまった祖父が始めたお米屋さんですが
ありがたい事に、小さい頃から美味しいお米を頂いておりました。
お百姓さんってね。
100もの仕事をこなせる人
という意味もあるそうです。
確かに、現在のコンバインや諸々の農業機具がなかった時代に
お米を育てるのには並大抵の精神力がないと育てきれないはず。
お米を蒔くタイミング、お水を抜く量や時期、天災や、細かな作業に伴う
沢山の知恵と精神力。
自然の営みの中で學ぶことばかり。
これからは、もっと沢山の方が農作業で土と戯れ、
自然からの恩恵と畏怖を感じて欲しいと心から願います
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