私の母は、いつも微笑み
佇まいの美しいひとでした。
幼い頃、いつも幼稚園から帰ると
焼き立てのマドレーヌやゼリー、牛乳寒天のおやつ。
そこに、角砂糖が溢れる位に入れた薄く淹れた紅茶か珈琲…
あまりにも薄いから、紅茶と珈琲どっちが良い?って聞かれても、その違いがわからなかったけど、言えなかった私です

おばあちゃんとお母さん。
まるで、姉妹のようにいつも祖母の後ろを歩んでいたのでしょうね。
がはは笑いのおおらかな祖母と
たえず控え目な母。
私はどっちの性格を受け継いだんだろう、、
どちらも私の中で息づいている。
おばあちゃんにも逢いたいな。
おばあちゃんは、新潟から東京の格式高いお家に嫁入りする為に上京したのに、見習い住み込み時そのお家の家風が合わず、家出してしまった、、と言う伝説を持つオンナらしい。そして、鋳物工場を営む祖父の元へ。
まだまだオンナが弱い時代。戦前なのに、そんな大胆な事が出来たなんてカッコイイなぁ。
でもね。自分の人生、ガマンなんてしなくていい。ヒトがどう言おうが、やりたいことをやり切るだけ。
笑顔があれば、
乗り越えられるね。
お母さん
おばあちゃん
大好き。
産んでくれて、ありがとう。