Keityです。

8/2の夕方6時ごろ。ひるねから目覚めるとあからさまに体調がおかしい。

38.5℃の発熱と息苦しさ。

夜間に現れる腫瘍熱、にしては時間が早い気もする。酸素濃度は83%。設定は1.5Lぐらいだったので酸素流量を2Lにして様子をみるが中々上がらない。

それどころか、SpO2は徐々に下がり気味で益々息苦しくなってくる始末。

熱で頭ボーッとするし酸素は上がらず息苦しい。

このままではマズイと思い直ぐにクリニックにTEL。

吸入機のMAX量5Lまで酸素を上げて様子を確認。それから新しく処方してもらった精神安定用の坐薬『ダイアップ』を使う様に指示がある。

それでも何も変化無ければ再度TELするという事で一旦電話をきる。


その間にも濃度は下がり続けてしまい、漠然と感じる死の恐怖。直ぐにダイアップを入れてみる。


もう鼻カニューレでは間に合わないと判断して、マスクのチューブに付け替えようとしてみたのだが、困った事に付け替え方がわからない。


なので今度は訪問看護に連絡すると直ぐに来て頂けるとの事なので一安心で看護師さんを待つ。


直ぐに看護師さんが来てくれてマスクに交換。

熱は依然高くSpO2は75%程度だがダイアップの効果が抜群で恐怖感はかなりおさまる。脱水が発熱の原因となっているかも知れない、ということなので昨日の往診時に処方してもらった水分補給の点滴をしてもらう事にした。

もう経口での水分や薬の摂取が出来ない前提で坐薬、点滴、MSツワイスロンの代わりには皮膚に貼るパッチに切り替えるなど一歩先手で準備出来た事が本当に大正解だった。


看護師さんと医師の間で何やらやり取りしている様であったが、酸素吸入機を2台にしてMAX量で酸素の管理が出来る様に医師の方で手配してくれた様だ。この迅速な対応には本当に本当に心から感謝しかない。


酸素吸入機は直ぐに届いてセットアップが始まる。

その間多少は酸素が吸えない時間あったのだが、なぜだか急激にSpO2が65%まで下がってしまい、これには流石に業者の人も焦った様だが、5-10分酸素を吸うと75%代まで急速に回復。息苦しさも解消された。


ここまででたったの1時間強。自分のなかでは2時間とも3時間とも感じる時間であったがダイアップと酸素吸入機の効果が最大限に発揮され、もう医師、看護師、業者の皆様の素晴らしい連携にひたすら感謝するしかない。


無事点滴も始まり、ベースの麻薬も経口摂取からパッチに切り替わり、鎮静用も頓服用も吐き気どめも坐薬に切り替わったので、昨日まで抱えていた心配事で、自宅で出来る対策は殆ど対応できる用になった筈なので、いよいよ終末期を穏やかに過ごせるのだろう、とホット一安心したところだ。


ここまで色々と、長々とブログを書き続けてきたけれど、この先はもう書き続けていけるのか。

体力がいつまで持つのか全くもって自信がない。

かといってアチラの世界に行ったあと、皆さんに何か最後にメッセージを残しておいて、嫁様にそれをアップしてもらうのも自分自身に気持ちが悪い気がする。


どうしようと考えたのだけど、自分で始めたブログなので、自分で幕を引くことにしました。


皆さんのブログを拝見していいねをつけたりコメントさせて頂くことはあるかもしれませんが、僕からのブログ発信は今回で終了とさせて頂きます。

今まで長い間あーでもない、こーでもないとくだらないブログにお付き合い頂きまして、本当にありがとう御座いました。


お礼の言葉が見つかりませんが、心から感謝を致します。


どうぞ皆様方におかれましては、末長く穏やかにお過ごし頂きますようご祈念をいたします。


では、失礼いたしますウインク

Shock Do Gun's Keity