このまま死にたくない
2022年5月2日(月曜日)
2日間、何も飲み込めず。そのくせ下からは気持ち悪い何かが上がってくる。寝床とお手洗いを何回往復したのかわからないケド、まともに寝てないのは確か
すさまじく気持ち悪い。寝床からお手洗いまではほんの数メートルしか離れていないのに、たどり着くのが大変
フラフラ
もう助けて
もう悪い事しないから
いい子にするからお願いします
まじで死んじゃうよー
てか、このままだったら死んだほうがましだー
と思うそばからリバース大回転
辛いこれは辛すぎる
じゃあ死んじゃうほうがましなのか?
嫌だ
このまま死ぬのは嫌だ
難しいことはよくわからないケド
やっぱり嫌だ
もう一回治療する
FP治療意外にもまだ選択肢があと3つあったはず。
それ、やってみよう。もう一回治療してみよう。
とにかく今はもう一回先生に相談してみるしかない。
上白石モネさんと上白石モカさんはどちらが可愛いと思いますか?ってそんなことはどうでも良いから
がんセンターに連絡すると、何ともありがたいことに直ぐ見てくれるって
助かった。ひとまず病院に行こう
フラフラ状態で何とか身支度をおえ、ぼーっとしながら嫁様運転の車に揺られ。
センターにつくと通常の予約パターンとは違い、あきらかに「ファストパス」購入者待遇で診察室へ。
ああそうだ、主治医の先生は3月末で退職されると聞いていたね。新しい先生、よろしくお願いいたします
治療再開へ向けての
緊急入院
FP治療の副作用がきつくて治療を諦めた事。もうこのまま死んじゃっても良いや、と一度は心が折れてしまったこと。
だけど、もう一度よく考えて。できる事があるならもう一度治療を受けたいと決めた事。。。
先生にお話しして、「では、もう一度治療をしていきましょう。それに向けて、食事・栄養分の取り方を考えなければなりませんね」
先生から提案された方法は
①食道ステント
②胃ろう
⓷CVポートからの高カロリー輸液
これは、以前自分でも調べたことがあって。
もしやるなら①の食道ステントかな?と何となく決めていた。食事ができる可能性があるなら、多少の危険があっても構わないなと。
先生からも、「穿孔」「逸脱」「胃酸逆流」などの危険がある。その他、腹膜炎とか胸膜炎?だったかな、併発しちゃったら手術困難で万が一もありうるとか説明があり。
嫁様は少しでも危険が少ないCVポートからの高カロリー輸液で対応してほしい、とのご希望でしたが
ゴメン。ここは僕のワガママを通させてほしいな
食道ステント留置でお願いします
で。その前に、疲弊してしまってズタボロになっている体の全身状態を回復させなければいけませんので、そのまま入院となるのでした。
⇒嫁様に後から聞いたところ。僕が入院前のコロナの抗体検査を受けている時に、嫁様に先生からお話があったらしく。
ご主人はかなり覚悟を決めているようにお見受けします。決めるのはあくまで患者さん本人ですから。みたいなニュアンスだったかな。嫁様あってますか?
つまるところは、「この先何があるかわからないけど。気持ちの準備はしておいて下さいね」という事なんでしょう
この入院中。嫁様はなんとお一人で、僕に万が一があった場合にお世話にならなきゃいけない、「セレモニーホール」に何件か出向いてお話を聞いてきてくれたとの事でした。
すげーぜ嫁様!さすがだ!!僕だってそう簡単にはくたばるつもりはないけれど!!!もう後ろを見ても始まらないのだから。これからは前を見て。もちろん最終的には悲しい結末になるのか?だけど逃げずに。二人で一個ずつ。ひとつづつクリアしていこうよ
今まで生きてきた僕と、これからを生きていく僕は、本当に別人になってしまったのではないかと。心の底から強くそう感じるようになったのはもう少し先になるのだけれど。
少なくともこの日。治療を続けようと決めたことで
今も僕は人並みに生活することができています
パクリタキセルの副作用?まだちょっと早いんじゃないかなあ。でも、朝方何だか胸の下、胃のあたりなのかな?むかむかして目が覚めた。ちょっと吐き気もするかぁ
昨日から急に寒くなったしね。風ひかないように気を付けないと
チョーっと気持ち悪いのが気にはなるけど。
さあ、今日も精いっぱい生きましょう!!