社労士試験の受験期間中、ずっとブログを綴ってきたわけですが、果たしてブログは試験に役立つかとなるとこれは極めて微妙です。
 
もとよりブログなんて暇つぶしにやるもので、試験に役立つかどうかなどどうでもいいことなんでしょうけど、ちょっと考えてみようと思います。
 
個人的にブログが試験に役立ったと思える最大のポイントは、自分を客観視することができたところだと思います。今自分の進捗がどの段階にあって、次に何をすべきかをブログに綴ることで再確認していました。
 
やはり文章に落とし込むことで、考えも整理されます。なぜその方法をとるのか、どういいう根拠があって「次の課題はこれだ」と決めているのか、半分は自分に言い聞かせていました。実際、受験期の記事を見ると自分で自分を説得している様子がよく分かります。
 
それ以外にブログが何か役に立ったかというと、私個人としては特に思いつきません。他人のブログを読んで励みになることはありましたが、自分で書いていて役立ったという実感はさほどありません。
 
中には日々の記録を公開することで、緊張感を高めようと、モチベーション維持に活用する人もいるようです。確かにそういう効果も期待できるのかもしれません。ただ、私個人のモチベーションは、残念ながらブログの有無と無関係に上がったり下がったりしていました。
 
私のモチベーションを支えていたのは、どうせ今年限りの一発勝負で、来年の再チャレンジはないという、環境そのものでした。8月まで堪え切れば終わり、と思えたからこそ踏ん張れたというのが現実だったように思います。
 
元々開業を意識して、自己の存在証明の一環として始めたブログです。試験に役立てようとはほとんど考えていませんでした。とりあえず格別のデメリットもありませんでしたし、いい気分転換にもなりました。
 
もしかすると、この気分転換こそがブログ本来の役割なのかもしれません。