トゥールーズ・ロングステイ2023(18日目・その4)
2023年9月22日(金) カルカッソンヌへ一泊旅行
ミディ運河クルーズ(2)
ミディ運河は、トゥールーズでガロンヌ川から分岐し、地中海に面したトー湖に至る240km(支流を含めると360km)という世界最古の運河で、19世紀に鉄道にとってかわられるまで大西洋と地中海を結ぶ交通路だった。南仏のワインはここを通ってヨーロッパ中に広まったとされている。
ガイドさんのクイズによると、運河は深くない。深さは5m強だという。船がすれ違えるほどの幅はなく、ところどころにpond(池)と呼ばれる広がった場所が設けられていて、すれ違うときはそこを利用する。細い山道と一緒だ。
船は運河を進む。
鉄道橋が見えてきた。
鉄道橋のトンネルをくぐる。天井が低い。ぶつかるわけはないのに、頭を引っ込めたい気持ちになる。
トンネルをくぐると、池。何艘ものクルーズ船が停泊中。どこへ行くということでもなく、こうして水の上で休日を過ごす人々もいるのだろう。うらやましい。
昨日は曇り空だったが、今日は青空。青い空と緑の並木のコントラストが水上から眺めると絵のようだ。