次男に会いに箱根へ(その1) | 草木染の毛糸屋さん

次男に会いに箱根へ(その1)

2024年5月11日(土) 

神奈川県に住む次男と箱根で1泊した。息子が箱根湯本まで車で迎えに来てくれて(帰りは小田原まで送ってくれたし、湯本の駅周辺は半端ない混みようだったので、行きしなも小田原で待ち合わせたほうがよかったのかもしれないが、ローカル線に乗るのも良いものなので)、彫刻の森や桃源台に行くというかなりベタな旅行だが、息子の元気な顔を見たかったので、観光の内容は二の次なのだった。

この日はチェックインの前に彫刻の森美術館に寄った。40年ぶりくらい。当然その時とは変わっているだろうけれど、どう変わったのかもわからないくらいから、初めて行くのと同じだ。

ポケッと。という斜面に座布団形やまん丸のベンチ(?)置かれたところが一番気に入った。見た目より座り心地がよかったし、緑の中で空を見上げて時を過ごすのは良いものだ。

40年前はもっと森だったような記憶があるけれど、森の一部が展示エリアに変わったのだろうね。回遊式に回れるように作られているのだけど、彫刻が飾られたエリアにはほぼほぼベンチがないから、緑の中で腰かけてゆった彫刻を見るというわけにはいかない。順路通りに歩きながら見てねって言われてるみたい。せっかくの居心地の良い緑がもったいないなあ。

これは、【幸せを呼ぶシンフォニー彫刻(ガブリエル・ロアール)】の内部を写した絵葉書。周囲のステンドグラスを見ながら階段を上っていく。こうやって下から取ると、宇宙を感じる。

下の絵葉書は、わたしが気に入った彫刻、カール・ミレスの【人とペガサス】、屋外展示のためにあるような彫刻が青い空に映える。

 

美術館でアイスクリーム休憩して、宿にチェックイン。夕食は韓国料理を食べにいった。宿の主人が息子に何やかやと話しかけ、それに息子が応じている様子を見ていると彼も大人になったんだなと思う。夕食時も、仕事でのエピソードなどを写真とともに話してくれたが、その話しぶりや表情から充実した日々を過ごしているらしいことが感じられて、嬉しく思った。

温泉に入って、寝る。