トゥールーズ・ロングステイ2023(14日目・その4)
2023年9月18日(月)
夕涼み
ポン・サン・ピエールから空き地(公園、観覧車もある)に行くには道路まで下りていくこともできるけれど、橋から空中通路(きっと正しい名称があるに違いない)が伸びていて、そこから空き地のそばまで行って、階段を下りることもできる。
空中通路から眺めるポン・サン・ピエール
空中通路から対岸(わたしたちの【家】がある側)を眺める。
手前に映っている道が空中通路。右側に、下から照らし出されている明かりがみえるが、わたしたちはそこに向かおうとしている。
空中通路から川を見下ろすと、手前はマリーナになっている。
そういや、水上ボートで遊ぶ人たちを見る。説明板によると、ここはビゲリー港(Le Port Viguerie)と言う。ガロンヌ川の水辺の景観はトゥールーズのシンボルであると同時に、自然保護区にもなっている。最初にポン・サン・ピエールについて書いたときに1772年の大洪水に触れたけれど、この大洪水の後に、サン・ジャック施療院やラ・グラーブ病院を守るために護岸整備が行われた。ビゲリー港もその一環として整備され、当初はサン・シプリアン港と呼ばれていたが、19世紀になってからトゥールーズ出身の外科医シャルル・ビゲリーの名前を取ってビゲリー港と改名された。
ちなみに、わたしが空き地と呼んでいたところはGrand Parc
Garonne(大ガロンヌ公園)という名前の公園だった。
空中通路から川とは反対側の道路を見下ろす
右奥に写っているアーチはポン・サン・ピエールの一部。その先にラ・グラーブがある。
残光を背後に浮かぶラ・グラーブのクーポラ