トゥールーズ・ロングステイ2023(13日目・その8) | 草木染の毛糸屋さん

トゥールーズ・ロングステイ2023(13日目・その8)

2023年9月17日(日)世界遺産の日

共和国通り(Rue de la Republique)

昼食後、共和国通りに沿ってポン・ヌフ(Pont Neuf)まで歩いた。小さな個人商店が並ぶ通りだけれど、特定の地域に特化したエピスリー(食料品店)やレストランがあったりして、中心街にはない独特の雰囲気を醸し出している。日本人のマダムとおぼしき女性がやっている(ふと出る日本語が自然だったので)和食の店もあった。

歩道の敷石も中心街では見たことのない可愛らしいパターン だった。ランダムに並んでいるのもいいし、淡い色合いも素敵。こういう模様と色合いのベストを編んだら可愛いと思う。

建物の雰囲気は中心街とは違うのに、バルコニーのアイアンがやたら凝っているというのは同じ。

ポン・ヌフへ向かう途中にあるオリーブの木広場(Place Olivier)。サン・シプリアンの地下鉄駅を出たところよりも、こちらのほうが広場を囲んで飲食店が充実していることを知った。すでに午後3時近く、昼食の提供はすでに終わっていた。

 

最初は、ポン・ヌフを渡ってノートルダム・ド・ラ・ドラード教会の年に一度のお宝を見に行く予定だったが、橋のたもとまで来ると、その両側にある水道の塔(Galerie de Château d'eau)とサン・ジャック施療院(Hôtel Dieu Saint Jacques)がともに特別公開で賑わっている様子が目に飛び込んできた。水道の塔は今は写真ギャラリーとして使われていて、世界遺産の日の今日は無料公開をしている。サン・ジャック施療院はこの日は通常の公開のほかに、SAMU(フランスの緊急医療救助サービス)の特別展が行われている。こちらも入場無料。世界遺産の日ならではの展示がある後者を見学していくことにした。