Richard Marx(リチャード・マークス)は,1963年生まれのアメリカのシンガーソングライターです。

お父さんはジャズミュージシャンで作曲家,お母さんが歌手だったことから音楽的に恵まれた家庭だったことでしょう。


若い頃,Lionel Richie(ライオネル・リッチー)に認められ,Kenny Rogers(ケニー・ロジャース)のバックボーカルを務め,共作した曲「Crazy(クレイジー)」がヒットします。

David Foster(デヴィッド・フォスター)と仕事したり,他の歌手のために曲を書いたりもしていましたが,1987年にセルフタイトルのソロ・デビューアルバムを発表。


4曲のシングルがどれも全米で大当たりして一躍有名人となります。


この勢いで1989年に2nd「Repeat Offender(リピート・オフェンダー)」を発表。

2枚のシングルを出しますが,その2枚目「Right Here, Right Now」じゃなかった「Right Here Waiting(ライト・ヒア・ウェイティング)」で,全米1位はもちろんのこと,全英チャートでも2位を獲得しています。


この曲は,当時撮影のため南アフリカ共和国にいた女優Cynthia Rhodes(シンシア・ローズ)へのラヴレターに曲をつけて歌ったもので,後に彼女と結婚。

3人の子供をもうけますが,残念ながら2014年に離婚を発表します。


2015年には違う女性と再婚してるから残念ではないのか。。。



このあと,3枚目のアルバムを発表した頃から彼の勢いは続かず,そのあともアルバム制作や,曲の提供を続けながら現在も音楽活動を行っているようです。



それではその大ヒット曲,「ライト・ヒア・ウェイティング」を,アルバム30周年記念のライヴからご覧下さい。

当時はいい曲を書く人だなとは思いましたが,取り立てて特徴のない歌い方という印象でした。でも,このライヴの歌声を聴くと,彼にしか出せない味わいを感じます。

Wherenever you go
Whatever you do
I will be right here waiting for you

なんてこの声で歌われたら,たまらないでしょうね^^