Sitting in the stand of the sports arena
Waiting for theshow to begin
Red lights, green lights, strawberry wine
A good Friend of mine
Follows the stars
Venus and Mars
Are alright tonight
今でも歌詞がスラスラと出てきてしまうほど,よく聴いたというか,歌詞と向き合った曲です。
この曲で,英語の歌詞で「韻を踏む」ということを初めて理解しました。
(それまでが,いかに歌詞を適当に聴いてきたかってことですが^^)
この曲は,Paul McCartney(ポール・マッカートニー)が1971年に結成したバンドWings(ウィングス)の4作目のアルバムとして発表された「Venus and Mars(ヴィーナス・アンド・マース)」のオープニングで同タイトル曲です。
アコースティック・ギターの単純なアルペジオに導かれて弾き語りのように歌われ,一転,ハードな「Rock Show(ロック・ショー)」とメドレーでつながるこの瞬間がたまらなく当時はかっこよく聞こえたものです。
今でも,かっこいいと思ってますよ^^
このアルバムは,途中でドラムが交代したものの,初めて安定したバンドとなって作られたせいか,どの曲も演奏する喜びが伝わってきて,聴くのが楽しくなるアルバムです。
アルバム紹介で他の曲も詳しく書きたいけれど,今日は,【この1曲】です^^
ということで,このオープニング聴きたさに当時何度も聴き込んだアルバム。
ポールは,バンドの手応えを感じ,同じメンバーでワールド・ツアーを行い,そのライヴを,この翌年1976年に「Wings Over America(ウィングス・オーヴァー・アメリカ)」という3枚組レコードとして発表します。
このライヴのオープニングが,まぁ歌詞がそういう歌詞なんだからそうなのでしょうが,この「Venus and Mars/Rock Show」でした。
バンドの生き生きとした演奏が,このステージに対する意気込みがストレートに伝わってきます。
喜びはそれだけでは終わらず,さらにメドレーで「Jet(ジェット)」まで演奏してしまうという大盤振る舞い。
このオープニングだけで,アルバム3枚聴かせちゃう勢いは十分でした(^^)
って,これはリアルタイムならではの感動なのでしょう。
ポールって本当に音楽が好きなんだなって思わせてくれるライヴです。
ウィングスの頂点を捉えた貴重な記録となりました。
それでは,そのライヴをお聴き下さい。
「ヴィーナス・アンド・マース - ロック・ショー - ジェット」のメドレーです。