私,ドラム好きなんです。


なので,今日紹介するのは,ドラム好きな方に送ります^ ^


まずは,1曲ご覧下さい。
1曲じゃなくて2曲続けてかな^^
「007 & Mission Impossible」です。

 


そう,メンバーは,ドラム二人だけなんです。

動画を見ておわかりのとおり,白いドラムの方が,黒い電子ドラム・パッドを叩くごとにメロディーやら何やら音が飛び出すことがおわかりになったでしょうか。

実は,彼のドラムは,黒いパッドだけでなく,本体全体に電子ドラムが内蔵されているのです。



なーんだ



で,終わってしまってはいけません^^

メロディーを叩きながらのドラムは,ものすごく難しいんです。

一カ所に一つの音であれば,まだ簡単そうに感じますが,それぞれのパッドには,何回叩いたら何の音っていう風に音がプログラミング?されているのです。

ということは,どこかで一回でもミスして叩き損ねたり,多く叩いてしまったりすると,メロディの音が狂ってしまう。


これを毎ステージ,たくさんの曲でやるのです。

すごいことだと思いませんか?

ということで,彼は,これを用いてワンマンライブをやっていたこともあるんです。


彼の名前は,神保彰(じんぼあきら)。

日本が世界に誇るフュージョン・バンドCasiopea(カシオペア)のドラマーです。


え?

知ってました?



そして,そして。

もう一人のドラマーは,則竹裕之(のりたけひろゆき)。

あのF1グランプリのテーマになっていた「Truth(トゥルース)」のヒットでおなじみのT-Square(T-スクエア)のドラマーです。


とんでもないテクニックを持った二人が,どうしてこんなことをしているのでしょうか。


時は遡ること2003年。

この二つのバンドがライブで共演することになり,リハーサルで二人でドラムを叩いたときに,

「一台で叩いてるようにしか聞こえない。」

と言われ,この二人組バンド「Synchronized DNA(シンクロナイズドDNA)」を結成しようと思ったのだとか。

DNAレベルでシンクロできる演奏をしようと。


それではここで,純粋にドラムの音だけの彼らのオリジナル「DNA Express」をご覧下さい。カシオペアのライヴに参加していた時の動画です。

 

 

一人でやってもすごそうなドラムソロを,本当にここまで音にずれがなく一緒に叩けるものか,と,ただただ唖然とするばかりです。



最後に,Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の曲で「Black Dog(ブラッグ・ドッグ)」をご覧下さい。