※Vocalって,Vで始まるからヴォって書いてたけど,一般的にはボーカルなんだ,ということでタイトル訂正しました。
Herb Alpert(ハーブ・アルパート)は,1935年生まれのアメリカのトランペッターで,A&Mレーベルの創始者です。
なんといっても,A&MのAはアルパートのAなんですから。
彼の一番の大ヒットは,1979年に発表したソロ・アルバム「Rise(ライズ)」のアルバム・タイトル曲でしょう。
これは,その年のビルボード・チャートで2週間1位をキープしました。
ボォーカルが入っていない曲で,1位になったのは,彼が初めてのことでした。
また,グラミー賞では,ベスト・ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス部門を受賞しています。
それでは,まずこの「ライズ」をお聴き下さい。
この方,ほぼテーマしか吹いてないから,実力のほどは,この曲だけではわかりませんよね^^;
でも,相当うまい方なんですよ^^
このアルバム1曲目の「1980」はボクシングの・ファンには,よくおなじみの曲ですね。
86年のモスクワオリンピックで,ボイコット問題がなければアメリカでの中継時に公式テーマとして使われる予定だった曲でもあります。
それでは,その「1980」をお聴き下さい。
日本では,これ以外の曲もCMに使われたりしているのですが,特に,80年前後に受験期を迎え(受験期じゃなくてもいいんだけど。。。),深夜ラジオを聴いていた方にはすっかりおなじみの曲がこれです。
Herb Alpert & The Tijuana Brass(ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス)が,1965年に発表したアルバム「Whipped Cream & Other Delightsから「Bitter Sweet Samba(ビター・スイート・サンバ)」をお聴き下さい。
このあと,彼は,自身の私財を投じて,アルパート財団を設立し,現在までに若者の音楽教育のために情熱を注いでいます。
最近の彼は(って,もう80代ですが^^),音楽を心から愛していることが伝わるいい味の動画を投稿しています。
オフィシャルMVから,最後に2曲続けてご覧下さい。
2017年「I'm Yours」「What A Wonderful World」をどうぞ。