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さて,昨日,MR.Big(ミスター・ビッグ)を紹介しましたが,その際に頭から離れなかったのが今日紹介するバンドです。


ずいぶん久しぶりに思い出したのが嬉しくて,昨日は寝る前にアルバム1枚聴いて寝ようと思ったのですが,眠気には勝てず,1曲目の途中で寝てしまいました。


Mr.Mister(ミスター・ミスター)は,1984年にデビューしたアメリカのバンドです。


その中心人物は

ヴォーカル,ベースのRichard Page(リチャード・ペイジ)
キーボード,サックスのSteve George(スティーヴ・ジョージ)

の二人です。

この二人は,1978年から1981年にかけて,Pages(ペイジズ)というユニットを作り,3枚のアルバムを作っているのですが,これがまた気持ちのいいAORの名盤となっているので,またいつかの機会に取り上げましょう。

商業的にはふるわなかったペイジズの二人が,きちんとバンドメンバーを固めて,もっとポップな音楽を作ろうと,

ギターにSteve Farris(スティーヴ・ファリス)
ドラムにPat Mastelotto(パット・マステロット)

を迎えて1982年にバンドを結成します。


84年に1stアルバム「I Wear the Face(アイ・ウェア・ザ・フェイス)」を発表するのですが,この時期,リチャード・ページは,TOTO(トト)やChicago(シカゴ)のヴォーカリストに誘われて断っているのです。

翌1985年に発表した2ndアルバム「Welcome to the Real World(ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド)」からのシングル「Broken Wings(ブロークン・ウィングス)」「Kyrie(キリエ)」が全米1位となり,アルバムも1位に。

ここで彼らの頂点を迎えます。

1987年に3rdアルバム「Go On...(ゴー・オン)」を録音しますが,不振に終わり,その後スティーヴ・ファリスは脱退。

BUZZ FEITEN (バジー・フェイトン)がギタリストとして参加して「PULL(プル)」を録音しますが,この発売は2010年となります。


バンドは,89年に解散し,メンバーはそれぞれの道に。


パット・マステロットは,1994年にKing Crimson(キング・クリムゾン)に加入して以来,様々なプロジェクトも行いつつ現在もKCで活躍中です。


ということで今日は,全米NO.1となった2曲「ブロークン・ウィングス」と「キリエ」をどうぞ。