ドラムのイントロが有名な曲ってありますよね。
皆さんはどんな曲が頭に浮かびますか?
やっぱり,Queen(クイーン)のWe Will Rock You(ウィー・ウィル・ロック・ユー)は外せないでしょう。
古いところでは,Deep Puple(ディープ・パープル)では,Fireball(ファイアーボール)のイントロを叩けるようになることに憧れたものです。
Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)のRock and Roll(ロックンロール)なんか,様々なドラマーのドラム・ソロの中に取り込まれるくらい有名なイントロです。
Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)のAlways(オールウェイズ)なんか,あのドラムのイントロだけで感傷的になっちゃいます。
今日ご紹介するのは,昨日のPink Floyd(ピンク・フロイド)のように,バンドの紹介でも,アルバムの紹介でもありません。
あくまでも,私の思い出の1曲ということで紹介します。
私がドラムを教えてもらったのは,高校1年の春。
教えてもらったといっても,8ビートの叩き方を教えてもらっただけ。
そもそも,今思うと,教わった人がそれ以外に教えられる人でもなかったのだと思います。
今のように,ネットで教則動画を見てなんて時代ではなかったので,あとは,自分の耳だけが頼り。
それでも,8ビートさえ叩けたら,あとはタム回しさえできればなんとかなるようなバンドのレパートリーだったのです。
そのうち,バンドもハード・ロック志向に変わり,今日紹介する曲も練習してみることになりました。
私は,何度聴いてもイントロが思うように叩けず。。
というか,すごく簡単なように聞こえるのですが,どう叩いているのかがわからないのです。
これだけでもう,私にはドラムは向いてないんだ,と,落ち込んでいたのですが,バンドのメンバーは許してくれず。
そこが単純な8ビートの壁だったのでしょう(笑)
ふと,楽譜に書いてみたらどうだろう,と思いつき,音を拾ってみることに。
そこで気付いたのです。
右手でハイハット(カウベル)を叩く合間にバスドラやスネアの音を入れる,という単純な事実に。
普通の8ビートしか知らない私には,こんなことしてもいいんだ,と,目からウロコだったのです。
自分で書いた楽譜を見ながら,ゆっくりと練習を始めてみたときに,
これが夢でまでうなされていたフレーズだ!
と,嬉しくてて舞い上がりそうになりました。
このフレーズが叩けるようになったことで,目の前にそびえ立っていた壁が取り払われたような気がします。
今日は,私のそんな貴重な思い出がつまった曲をお聴き下さい。
1973年発表のGrand Funk Railroad(グランド・ファンク・レイルロード)の代表作,「We're an American Band(アメリカン・バンド)」を1997年のライブからどうぞ。