今日,朝のワイドショーの中で,ニュースを読んでいた女子アナが,「詳しい詳細については・・・」なんて言ってました。


詳しくない詳細ってあるのでしょうか^^


さて,レコード時代,私が自分で購入したレコードについては,購入した動機,購入した時や初めてターンテーブルに乗せた時の気持ちまで「詳細に」記憶しているつもりです。

でも,購入した年を思うと,本当にその年にこんなの聴いてたんだっけ?と思うアルバムがあることを,このブログを書きながら思うことが何度もあります。

もしかしたら頭の中で記憶が書き換えられているのかもしれませんね。


今日紹介するのもそんなアルバムからの曲です。


1975年に発売されたPink Floyd(ピンク・フロイド)のアルバム「Wish You Were Here(邦題:炎~あなたがここにいてほしい)」は,当時の音楽雑誌,ミュージックライフのレビューを読んで購入を決めたアルバムです。


1975年っていったら,まだBeatles(ビートルズ)やRolling Stones(ローリング・ストーンズ)あたりで満足してたような気がしてたのですが。。。


とにかく,発売された週の土曜日,学校が終わって(当時は土曜日も午前中は学校があったんです!)バスに乗って,レコード屋までワクワクしながら行きました。

アルバムは,濃紺だったか真っ黒だったかの薄いビニールで密封され,まん中にシールが貼ってありました。


本当はそのビニールも残しておきたかったのですが,中のジャケットデザインもしっかり見たいという衝動に勝てず(雑誌にはちゃんと写ってるのに),ほんのちょっぴり悩んだ末にビニールを剥ぎ取ってしまったのです。


今なら保存用に2枚買えばいいのにって思いますけどね^^


このアルバムが私のピンク・フロイド初体験の音でした。


そして今でもピンク・フロイドのアルバムの中で一番好きなアルバムです。

ピンク・フロイドの紹介もアルバムの内容の詳細も,今日は書かないので気になった方はいつものように検索してくださいね。


今日は思い出だけ^^


アルバムは,全5曲。

とは言っても,最初と最後は一つの曲を二つに分けたもの。

その間に小品が3曲並べられた感じです。

その小品のうちのとってもシンプルなアルバムタイトル曲が好きなんです。


シンプルすぎるのに,この曲にピンク・フロイドのすべてが凝縮されているような気がします。


最初の印象がそうだったのでしょう。


私には,どんな曲が好きになっても,必ずここに戻って来る曲です。


ピンク・フロイドの「あなたがここにいてほしい」を今日は和訳入りでご覧下さい。