暑いですね。
北海道では,猛暑日(35℃以上)となったところが42地点もあったようです。
佐呂間では,39.5℃だとか。。。。
5月に猛暑日となるのは観測史上初のことのようですが,これが本格的な夏がきたらどうなってしまうのでしょう。
窓から見える雲一つない青空を眺めていたら,急にショパンの曲が聴きたくなりました。
なんでショパンなのか。
聴きたくなったものはしょうがないじゃないですか(笑)
ということで,まず1曲。
アリス=紗良・オットの,2015年東京オペラ・シティ・コンサート・ホテルでの演奏で,ショパンの「"Raindrop"(雨だれ)」を。
アリス=紗良・オットは,1988年生まれでドイツ出身のピアニストです。
母親が日本人であることから,紗良のミドルネームを持っています。
デビュー前は,ドイツ語圏内で受賞歴を多数持っていたのが認められ,2008年にドイツのグラモフォン・レーベルと専属契約を結びます。
そこで,その年に出されたのが「リスト:超絶技巧練習曲」。
いきなりこれですからねぇ。
デビュー・アルバムだからと変な気負いもなく,「これが嫌ならこれからも私の音は聴かないで」とでも言ってるような,実に自信たっぷりに彼女の音を届けてくれました。
なんと言っても,難曲だと感じさせないサラッと流れるような演奏。
え?だって紗良ですから。。。
って,おやじギャグじゃなく,事実そんな演奏だったんです^^;
それでは,デビュー・アルバムの最後に収録されていた,おなじみの「La Campanella(ラ・カンパネラ)」を2012年のデンマークでの演奏からどうぞ。
最後に,彼女の2018年発売のアルバム「Nightfall」からドビュッシーの「Clair De Luna(月の光)」をどうぞ。
心が洗われるようって,こんな感じなんでしょうねぇ。
って,最初にショパンが聴きたいって,ショパンの曲でたどるつもりだったのに,アリスの紹介になってしまいました(笑)
今年,彼女は,多発性硬化症と診断されたことを発表しています。