Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)は,1958年にイタリアで生まれたテノール歌手です。
生まれてすぐ,先天性緑内障の診断を受けた彼は,12歳でサッカーの試合中にボールが目に当たり,脳内出血を起こした後,完全に失明してしまいます。
そんな彼は幼い頃から歌うことが好きだったようです。そして,6歳からピアノのレッスンを始めています。
大学では法律を学び,1年間,弁護士として過ごします。
って,リアル・デアデビル?^^
歌うことに対しての情熱は冷めず,後にLuciano Pavarotti(ルチアノ・パヴァロッティ)に認められ1994年にデビュー・アルバムを発表します。
その後,クラシックやポップスから取り上げた曲を歌い続け,これまでに実に様々な賞を受賞しています。
デビューのいきさつや,その後の活躍などについては,英語版ウィキペディアに詳しく紹介されていますのでご覧下さい。
彼の歌が世界中に認知されたのは,この曲のおかげでしょう。
1995年に出されたシングルで,単独で歌っていたのを,Sara Brightman(サラ・ブライトマン)とのデュエットで再録した,「Con te partirò - Time to say goodbye(タイム・トゥ・セイ・グッバイ)」をご覧下さい。
他にも,紹介したい曲だらけなのですが,そこはぐっとこらえてあと3曲だけ。
Elvis Presley(エルヴィス・プレスリー)って,実はあまり好きじゃないんですが,ボチェッリが歌うこの曲には,思わず胸が熱くなりました。
2006年のDavid Foster(デヴィッド・フォスター)とのライヴから,「Can't Help Falling In Love(邦題:好きにならずにいられない)」をご覧下さい。
彼は,サラ・ブライトマン以外にもたくさんの女性歌手とデュエットしていて,そのどれもが素敵なので,たくさん紹介したいのですが,それを代表してこの曲を。
Chris Botti(クリス・ボッティ)をゲストに迎えた,Helene Fischer)ヘレーネ・フィッシャー)とボチェッリとのなんとも贅沢なデュエット「When I Fall In Love」を2012年のデヴィッド・フォスターのライヴからご覧下さい。
そして,今日の最後は,アンドレア・ボチェッリの息子,Matteo Bocelli(マッテオ・ボチェッリ)とのデュエットで,「Fall On Me(フォール・オン・ミー)」をご覧下さい。