Rush(ラッシュ)とは,カナダのプログレッシブ・ロック・バンドです。
1968年に結成したバンドを基にしていますが,1974年にデビュー・アルバムを発表し,ワールド・ツアーに出るまでに
・ベース,ヴォーカルのGeddy Lee(ゲディ・リー)
・ギター,バッキング・ヴォーカルのAlex Lifeson(アレックス・ライフソン)
・ドラムのNeil Peart(ニール・パート)
のメンバーに固定化しました(結成時のメンバーはアレックスのみ)。
デビュー・アルバムではブルースに根付くハード・ロックを主流としていましたが,ニール・パートが加入したことにより,バンドは徐々に大作主義にシフトしていくことになります。
75年に2nd,3rdアルバムを発表した後,レコード会社より,短く親しみやすい曲を集めたアルバムを要求されますが,76年には組曲「2112」を含む同名アルバムを発表し,これが評判を呼びます。
このあと,バンドはさらに大きなヒットとなるアルバムを発表していくことになるのですが,私が初めてラッシュを知ったのが「2112」でした。
受検勉強のさなか,FM放送で流れた「2112」を聴いた時は,曲の展開のかっこよさと,これを3人で演奏しているという驚きでとても聴き流してはいられませんでした。
その後のライブ・アルバムで,スタジオ盤と同じ演奏をしていることにも驚きましたが。
ゲディ・リーの甲高い声のヴォーカルは,長時間聴くには辛いこともありますが,慣れるとクセになります^^
バンドは,昨年1月19日に解散を宣言しました。
ということで,彼らの好きな曲はいっぱいあるのですが,今日は,思い出の「2112」のオフィシャル映像をご覧下さい。