昨日,「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」という映画を何気なしにちらっと観ていました。
映画の内容には触れませんが,ある一場面に心が釘付けになってしまいました。
セルゲイの表現力に目を奪われながらも
むしろ,セルゲイが踊るために選択された曲。
魂のこもった悲痛な歌声に,
なにか胸をかきむしられるような叫びが伝わってくる曲でした。
記憶の糸をたぐっても聴いたことのある曲ではありません。
拙い英語力で,なんとかタイトルに結びつきそうなフレーズを聴き取り,ググってみると。
なんと一回でヒット!
あまりにも簡単に見つかりすぎて,本当にこの曲か?
と,逆に信じられなくて。
でも,聴いてみたらやっぱり同じ曲でした。
ってか,もう2億7千万回も再生されてるって,どれだけ人気のあった曲なんでしょう^^;
で,これも調べてみたら,2013年にシングル発売,2014年にMVが公開されていました。
歌っているのは,1990年,アイルランドに生まれたシンガーソングライター Hozier(ホージア)でした。
曲名は,「Take Me to Church」
2013年には本国を中心に,翌年には1stアルバム「Hozier(ホージア)」とともに,アメリカやカナダ,イギリスのヒットチャートの上位へと駆け上がりました。
アルバムだけでも,16カ国でプラチナム・アルバムを獲得しています。
まだシングルは,第57回グラミー賞で「年間最優秀楽曲」にノミネートされるなど,世界各国で音楽関係の賞を受賞しました。
それだもの,2億回も聴かれてるはずですね。
今年2019年2月に,2ndアルバム「Wasteland,Baby!」を発売したばかりです。
しかし,こんなにすごいシンガーが流行っているのに全然知らなかったとは。
まだまだ勉強不足な私です。
それでは,まずは,ロシアのゲイ差別を題材にした彼の大ヒット曲「Take Me to Church」をご覧下さい。
そして,曲は同じなのですが,今日最初に書いたセルゲイ・ポルーニンのダンスとのコラボ映像 Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelleをご覧下さい。
1stアルバムから,こんなMVも素敵だなって,「Someone New」をご覧下さい。
最後に,最新アルバムからもいくつかオフィシャルMVが投稿されていますが,最新MV「Almost(Sweet Music)」をご覧下さい。
これまで出した全てのアルバム,EPの曲がオフィシャルで投稿されているというのもすごい時代だなと思います。