Pete Yorn(ピート・ヨーン)は,ニュージャージー出身のシンガーソングライターです。
2001年にデビューアルバム「Musicforthemorningafter」の発表により,ローリング・ストーン誌に「2001年に注目する10人のアーティスト」として評価されました。
その後,2003年には「Day I Forget」,そして2006年に「Nightcrawler」で,三部作が完成します。
どんな三部作かわかりますか?
1作目が”morning”,2作目が”Day”,3作目が”night”で一日の流れの三部作ということです。
その後も順調にアルバムを出し続け,メジャーな映画のサウンドトラックにもよく使われています。
私が,彼を知ったのは,海外ドラマ House M.D.(邦題:ドクター・ハウス)のシーズン5第20話「突然の別れ」で使われていた,デビューアルバムからの曲「Loose You」があまりにも心に染みたので,探してみたのがいきさつです。
もう,衝撃的なドラマの展開にあまりにもマッチしたこの曲は,聴くたびにその時の情景と衝撃が頭をよぎります。そのくせ,心を落ち着かせようとする曲調がまた涙を誘って。。。
あ,ネタバレになるのでこれくらいで。
まず,そのピート・ヨーンの1stアルバムから,Loose Youをお聴き下さい。
彼の世界観は,明るめの曲調でも彼が歌えば内向的な暗さを持った感じが独特です。
この退廃的なムードは,けっこうハマるとクセになるんです。
オルタナティブ・ロックを基にしたフォークロックとでもいいましょうか(よけいわかりにくいかな^^)。
そんなピート・ヨーンの世界にあなたも浸ってみませんか?
それでは,テレビ番組でJon Bon Jovi(ジョン・ボン・ジョヴィ)に紹介されるピートの「Strange Condition」と,Spiderman(スパイダーマン)のOST(オリジナル・サウンド・トラック)に使われた「Undercover」をライブでお聴き下さい(原曲のがちゃがちゃした雰囲気よりこっちの方がずっと聴きやすいです)。