久しぶりにクイーン関連ですが,過去記事は左側のテーマでQueenを独立しましたので,そちらからご覧下さい。
2001年,日本では,某自動車会社のCMイメージ・ソングが話題になっていました。
日本のジャズ歌手Keiko Lee(ケイコ・リー)が歌うWe Will Rock You(ウィー・ウィル・ロック・ユー)です。
原曲の力強いイメージと異なり,なんとも穏やかで流れるようなイメージにアレンジされ,その斬新さを讃える声が広まりました。
彼女は,もともと気さくな性格でファンとの交流を大事にするタイプだったのでしょう。
彼女のホームページには,BBS(掲示板)がオープンに設置され,誰もが気軽にコメントを書き込み,彼女もまたそれに対して熱心に返事を書いていました(本人が書いているのかどうかはわかりませんが)。
時期的にBBSでの話題はもっぱらCMを見てのコメントが多く,彼女の歌うWe Will Rock Youが「こんなアレンジ,今まで誰も思いつかなかった」「驚きです」など,そのアレンジに対して賛辞の声が多数よせられ,その声にお礼を記す彼女。
意地悪だったでしょうか。
そんな賛辞の声の中,どうしても書かずにいられなくて書いてしまったのです。
「このアレンジって,皆さん世界で初めてって誤解していますが,1996年のリンダ・ロンシュタットのアルバムDedicated to the One I Love で歌われたWe Will Rock Youのアレンジを真似したんじゃないですか?」
これに対して,彼女からの返事はありませんでした。
それでも,他の方が「本当にそっくりですね。」と,あとから私のコメントに対してお返事を寄せてくださいました。
今では,閲覧するにもメール・アドレス登録制となってしまっている彼女のBBSの内容はどんな書き込みがなされているのか。
彼女のバージョンも素敵なんですよ。
言いたかったのは,
彼女のアレンジが世界初のものじゃないということ。
ちゃんと元ネタになった曲を評価してください!ということ。
この曲が入ったアルバム Voices the bestof Keiko Lee(ヴォイセズ~ザ・ベスト・オブ・ケイコ・リー)は,とってもいいアルバムでしたし,それ以降もいいアルバムを出しています。
最近のJ-POPに媚びたアルバムは私には残念でしたが,それ以外はむしろ,JAZZ以降のクイーンのアルバムよりは聞き込んでます(^^ゞ
残念続きで申し訳ありませんが,彼女の曲は youtubeでは厳しく規制されているようです。
ということで,その元アレンジともいえる,Linda Ronstadt(リンダ・ロンシュタット)の1996年発表の子守歌をテーマにしたアルバム Dedicated To The One I Love(邦題:愛の贈りもの )より,We Will Rock Youをお聴き下さい。