あいかわらず雪が降り続く北海道です。

 

とはいえ、寒いのはここだけでなく全国的に寒波が押し寄せているようですね。

 

昨夜は夕方あたりから冷え込み始め、夜6時頃の車の外気温計では-9℃と冷え込み、ヒーターの調整をちょっと間違うと走りながらフロントガラスが凍り出すほど。

 

若い頃、ー40℃にまでなる土地に住んでた頃に比べたら数字的にはたいした寒さではないのですが、やっぱり寒いものは寒いですよね^^

 

そういえばダイアモンド・ダストがきれいなところだったなぁ。。。。

 

 

さて、まだ他にも今年のクリスマス・アルバムからの紹介を続けたいのですが、ダイアモンド・ダストなんて言葉を思い出したら、ちょっと先に書いておきたいことを思い出してしまいました。

 

 

今日は、今年発売されたハードロック・バンド Steelgeart(スティールハート)のアルバム”Through Worlds Of  Stardust”からのお勧め曲です。

 

まさか、彼らが新譜を出してくれるとは。前半は今風?の路線でのロックですが、後半はしっかり当時の勢いを取り戻すかのような楽曲が連なります。

 

そんな中から大人な彼らのロック・バラード。曲名は、”Lips Of Rain”です。

 

 

 

今時の若い人には古くさい感じがするんでしょうね^^

 

でも、80年代前後の洋楽ファンには涙腺を刺激される要素がつまっているのではないでしょうか。

 

この年齢(53歳)でこのハイ・トーンはさすがです。

 

 

Steelheartは、1990年に同名アルバムでデビューし、ボーカリスト Miljenko Matijevic(ミレンコ・マティアヴィッチ 当時のマイク・マティアヴィッチから復名)の驚異的な音域の広さで話題になったバンドです。

 

そのアルバムからは、”She's Gone”というハードロック・バラードの名曲が生まれています。どんな名曲かって?

 

ライブでご覧ください。こちらです。

 

 

 

とってもベタですが、歌詞も切ないしメロディーも泣かせるしいい曲です^^

 

 

その2年後。彼らに悲劇が襲います。

 

 

2枚目のアルバムを出したあとのコンサートで、ミレンコが照明器具に上ろうとしたとき、その櫓ごと器具がミレンコの上に倒れ、彼は頭蓋骨から背骨までの骨折をし、一時的な記憶喪失なってしまいます。

 

その時の映像がこちら。

 

 

 

命を取り留め、リハビリを克服し、1996年にサード・アルバムを出すものの、ツアー後、バンドは活動休止してしまいます。

 

2006年にバンドは復活し、2008年に4枚目のアルバムを発売し精力的に活動を続けてはいたようですが、あまり日本ではニュースにもなりませんでしたね。

 

 

2011年、韓国で”She's Gone”がブームになり、テレビの物まね?番組でミレンコ本人が招かれ大喝采をあび、再びこの曲が脚光をあびるようになります。

 

ここらへんの映像もYouTubeにけっこうな数が出回っていますので、興味のある方は探してみてください。

 

そして今年、新譜を発売し、なんと27年ぶりに来日も果たした彼らでした。

 

 

最後に、この新譜からもう1曲、”You Got Me Twisted”を。これは、王道のロックですね。