つい先月,10月30日に発売された,デビッド・フォスターのプロデュースによるディズニー・カバー集”We Love Disney"です。
まずは,amazonによる,曲目紹介からご覧下さい。
【収録曲】 映画公開年はアメリカ公開年度を表記しております。
1.フレンド・ライク・ミー ~『アラジン』(1992年)より ※アカデミー賞/ゴールデングローブ賞 ノミネート曲/ NE-YO
2.パート・オブ・ユア・ワールド ~『リトル・マーメイド』(1989年公開)より / ジェシー・J
3.愛を感じて ~『ライオン・キング』(1994年)より ※アカデミー賞/ゴールデングローブ賞受賞曲 / ジェイソン・デルーロ
4.レインボー・コネクション ~『ザ・マペッツ』(1979年公開)より ※アカデミー賞ノミネート曲 / グウェン・ステファニー
5.ゼロ・トゥ・ヒーロー ~『ヘラクレス』(1997年公開)より / アリアナ・グランデ
6.私だけの世界 / ベリー・グッド・アドバイス ~『ふしぎの国のアリス』(1961年公開)より / ジェネイ・アイコ
7.君のようになりたい ~『ジャングル・ブック』(1967年公開)より / フォール・アウト・ボーイ
8.カラー・オブ・ザ・ウィンド ~『ポカホンタス』より(1995年公開) ※アカデミー賞/ゴールデングローブ賞/グラミー受賞曲 / トリー・ケリー
9.ひとさじのお砂糖 ~『メリー・ポピンズ』(1964年公開)より / ケイシー・マスグレイヴス
10.みんなネコになりたいのさ ~『おしゃれキャット』(1970年公開)より / チャールス・ペリー
11.夢はひそかに ~『シンデレラ』(1950年アニメ/2015年映画)より / ジェシー・ウェア
12.レット・イット・ゴー ~『アナと雪の女王』(2013年公開)より ※アカデミー賞/ グラミー賞受賞曲/ ラスカル・フラッツ&ルーシー・ヘイル
13.イッツ・ア・スモール・ワールド / We Love Disney Artists ⇒ Tr:1~12に参加のアーティスト全員
14.ビーイン・グリーン ~『ザ・マペッツ』より / ブレナ・ウィテカー *
15.ホール・ニュー・ワールド ~『アラジン』より / Yuna *
16.カラー・オブ・ザ・ウィンド ~『ポカホンタス』より ※アカデミー賞/ゴールデングローブ賞/グラミー受賞曲 / サラ・オレイン **
*…ボーナス・トラック **…日本盤ボーナス・トラック
いかがですか?
かなり豪華な顔ぶれですが,自分には縁遠いジャンルの歌い手さんばっかりだなぁって思う方もいらっしゃるでしょうね。
そんな方もご安心ください。
なんといっても,プロデューサーがデビッド・フォスターさんなので,どんなジャンルの歌手でも,すべて自分の手のひらで踊らせちゃっています。
どんな感じか疑問に思う方は,以下の動画をどうぞ。
ディズニー・ソングの楽しさが失われずに伝わってくる音ですね。
そもそもカバー曲というものは,原曲がどう料理されているのかを楽しむためにあるわけで
原曲が変化しているのを嫌う方は最初からオリジナル・アルバム以外に手を出してはいけません。
あとは,その料理方法が,素材をどれだけ生かしたものになってるのかが,好みの分かれるところだと思います。
そんな聴き方をしてみると,デビッドさん,ずいぶんディズニー・ソングには思い入れがあるようで,原曲の持つ世界観は大切に残されているとアルバムです。
なので,ディズニー・ソング好きなら,迷わず買いで間違いないかと^^
特に私が好きなのは,Let It Go から It's A Small World の流れです。
さっき原曲の世界観がどうのこうの書きましたが,よく聴かなければ出だしですぐにはそれと気が付かないLet It Go。
それでも1曲聴き終わる頃には,Let It Go 以外の何者でもない曲に聞こえるのがデビッド・マジックですね。
そして,全員大合唱の感動的なIt's A Small World。
あの地味な(?)曲が,実はこんな名曲だったなんて・・・・。
この2曲は,モニター・ブースで,ヘッドホンをかけてデビッドさんがにやりと笑っている姿が想像できます。
どんなところがですって?
それは,アルバムを聴いてのお楽しみです^^
そしてそして,輸入盤ではラストになる,A Whole New World。
このアレンジは斬新でした。
このまま終わると,自然にもう一度アルバムの頭から聞き直したくなるような雰囲気がいいですね。
実際,私は出張帰りの車の中で,3回半もこのアルバムだけかけ続けて帰ってきたくらい,最近のお気に入りになっています。
ただですね,私は輸入盤派なので聴いたことはないのですが,他のレビューを読むと,国内盤のボーナストラックがとってもよい出来なんだそうです。
ということで,今回のお知らせは国内盤の方にしていました。
ディズニー・ソングはあまり聴かないよーって言う方も,デビッド・フォスターの新しいアルバムという気持ちで聴いてみることをお勧めします。