最近めっきり寒くなりましたね。
しばらく「着る毛布」でしのいでましたが、とうとう出しました。
こたつ布団。
わざわざこたつ「布団」と書いたのは、こたつのスイッチ入れなくても、布団かけただけで充分ぬくいからです。
気付いていただけましたか?
今回の「大阪弁講座」は「ぬくい」です。
あー、なんで急に大阪弁講座かってーと、暇だから更新したいけどネタがない、というだけなんですが。
で、「ぬくい」の意味は「暖かい」です。
漢字で書くと「温い」ですけど。
普通に変換できるってことは標準語なのか?
でも「ぬるい」も同じ「温い」なんですよね。漢字だと。
意味違っちゃうけどどういうことなんだろ。
「ぬくい」の類義語として「ぬくめる」とかもありますね。
昔どっかで「東京のコンビニで『弁当ぬくめて』って言ったら通じへんでワヤしたわ」とか聞いたことありますけど、「温める」という意味です。
この「ぬくい」という言葉、標準語でも「ぬくぬく育つ」とかで残っているので全く通じない、ということはないと思うんですけどね。
大阪でもだいぶ使用頻度は下がっているんじゃないかと思います。
若い人が使ってるの、あんまり聞いたことないな。
体感的に50代以上くらいの人が使う感じ。
私と同年代でも「昨日寒かったけど今日はあったかいな」とか言いますし。
あー、でも子供の頃は言ってた気がする。
また、この「寒い」も、大阪ではなぜか「さぶい」と言います。
やっぱり若い人は言わないけど。
寒いときに出る「鳥肌」のことを「さぶいぼ」(寒いぼ)と言ったりします。
これも最近言わねーなw
多分、テレビの普及とともに言葉も劇的に変わってしまったんでしょうね。
東京オリンピックを機にテレビが爆発的に普及したと言いますし、ちょうど40代くらいからテレビ世代でしょう。
でも私個人はこの「ぬくい」という言葉、音感が好きなので、無くなってしまうと少し寂しいですね。
自分も言ってないけどw
…は?「ワヤした」のほうが意味分からない?
ふふ…それは次回のお楽しみ…。