稲荷社 (大和郡山市小泉町)


大和国添下郡
奈良県大和郡山市小泉町
(「小泉」交差点より南へ一つ目の信号交差点、県道9号線と県道123号線とが交差する地点)

■祭神
(不明)


大和盆地の北西部を縦断する「富雄川」。その堤防を走る県道9号線沿いに鎮座する小さな社。
当社に関する資料は見当たらず不明。当地はかつてあったという小泉城(片桐城)から南東へ伸びる通り沿いの地。外堀があったとされる所からは200m足らず。当社から東の方には古い町並みが残っていることから、街道の拠点であったと思われます。商人たちが商売繁盛を、或いは五穀豊穣の祈りを捧げた社だったのかもしれません。


覆屋には地蔵等の仏教施設、その裏に当社が鎮座します。向かって右側を「富雄川」が流れています。

「本松大明神」と刻まれているようです。

東方200m辺りの町並み。