八幡大神宮 (高槻市上土室)


摂津国島上郡
大阪府高槻市上土室2-798
(社前に停め置きできそうです)

■祭神
天照皇大神
応神天皇
天児屋根命


「北摂山地」を構成する一山「阿武山」(標高281m)の麓、丘陵地に鎮座する社。当社が鎮座する南側斜面は、当社以南が開発され古代の様子は分かりません。
◎創建年代は不明。「土室(はむろ)」地区の氏神であるとのこと。社頭案内は以下の通り。
━━土室は、いわゆるハニ(粘土)のムロで、埴輪の製作に携わる人々が住んだと伝えられ、日本書紀の欽明天皇二十三年(562年)冬のくだりに、「埴廬(はにいほ)」として登場する。当社の北西にある新池周辺からは、多数の埴輪片などとともに窯跡もみつかっている━━
当社から北西300mほどにその遺跡があり、「新池ハニワ工場公園」として整備されています。
◎当地付近には八幡神を祀る社が密集。南東麓に築かれた高槻城の守護神であったと思われます。