八幡神社 (大和郡山市本庄町)


大和国添下郡
奈良県大和郡山市本庄町10
(社前道路はかなり広くなっています)

■祭神
誉田別命


大和郡山市の郊外、「本庄町」に鎮座する社。扁額には「八幡宮/熊野神社」と2社記されますが、登記は「八幡神社」。
◎創建由緒に関する資料は見当たらず不明。八幡神を祀る所以はよく分かりません。認められる最古のものは寛政八年(1796年)銘の石灯籠。杉町の八幡神社は当社から分霊されたとのこと。そちらは洪水で村ごと流され、現在地に移住。その時に創建されたようです。
◎境内隅の方には塚(小さな古墳)らしきものが見受けられます。その前に「黒照大神」と刻まれた石碑が立ちます。関係あるものでしょうか。岡町で働く女郎たち(かつて大きな遊郭があった)が参っていたという情報も。


「郡山青藍病院」の西隣。その敷地内の「ピュアネス藍」さんの角を西へ、50m余り歩くとこちらに。左端に微かに鳥居が見えます。

扁額には二社表記。



平成二十三年に荒れていた境内を整えたとのこと。

こちらが「黒照大神」。

その背後の塚(古墳)らしき高まり。

鳥居正面の稲荷社。こちらも塚(古墳)のように見受けられました。