~1 の記事からの続きを。


当館の目玉の一つがこの卑弥呼再現像。

文字ベースではこのような感じであるということはもちろん分かっています。

また、この像を写したと思われる写真もどこかで見た記憶もあります。

でもあらためて等身大像を目にすると
受ける感動はまったく異なるもの。

これまではまったく心に落ちていなかったことに気付かされました。




簡素な貫頭衣を身に付けていただけの縄文人にとって卑弥呼の衣装は、
思わずひれ伏すほどの神々しさだったのでしょう。

あくまでも想定で意匠されたものではありますが。




邪馬台国の再現模型。




卑弥呼がこっそりと顔を覗かせていますが、
どこか分かるでしょうか。




答えはこちらに。

「高殿」から。




女王として君臨するためには
カリスマ性も必要。

そのような佇まいだったのでしょう。




いろんな鏡のレプリカが展示されていました。

今後の記事作成の上で大いに活用できそうです。




こんなものも展示。

縄文人の食卓(献立例)は若狭の縄文博物館で見ていますが、豪華さはほぼ同じ。

つまり弥生時代の卑弥呼レベルと縄文の一般人レベルとが同じくらい。

せいぜい盛り付け方がオシャレになった程度。
もちろん想像で復元されたものですが。




あくまでも想像上のものですが、
お偉い学者さん監修のもとに作られたのであろうと思います。

これが細部にわたるまで正解だとも思いませんが、概ねこういうものだったということでしょう。




当館では日本中の弥生情報を網羅されています。

このレプリカはとてもありがたい!
記事作りの際に活用できそうです。




ちゃんとした形で東大寺山古墳の見学をしに行かねば!




九州の甕棺墓。

バッチリ使えます。




とても充実した内容であり、
大いに満足し、大いに勉強になりました。

こんな素晴らしいものを見られる子供たちってしあわせやな…と。

私自身の老後を楽しませてくれる
未来の考古学者や研究家が多く育つことを期待します。