◎「高見山」に登られる日が来るとは…
(令和二年 6/29)


大和国吉野郡・伊勢国飯高郡
奈良県吉野郡東吉野村平野・三重県松阪市飯高町舟戸


5月末に麓?中腹?の神社を参拝、
その時に出会った地元のおばあちゃんから

「若ぇ~もんなら、10分ちょっとで登れまっしゃろ!」と。


いやいやいや~
10分ちょっとはサバ読み過ぎやろ(笑)(笑)(笑)

ま…1時間かかろうが2時間かかろうが
おばあちゃんきっかけで登る決断を!


いや…アホなので高い所へ行きます(笑)


「関西のマッターホルン」とも称される「高見山」。喘息持ちのヘタレさんでも登られるのか…

いや…登ったんですけども。



この写真は5月末に東吉野村平野から見た「高見山」方面。
標高520m辺りからだと思います。

「高見山」の標高は1248.4m。

この写真を見る限り、山頂はこのてっぺんではなく、この背後の見えていないところ。



とにかく…

もっとも山頂に近い駐車場に車を停めます。


山頂は奈良県と三重県の境。
駐車場はギリ三重県松阪市になるんかな?

まだ府県を跨ぐ移動は解除されていない時期でしたが…10~20mくらいの越境ならお許し下さいませ…。


国道166号線から側道へ入り、
細い山道(舗装道)をズンズン!

登山者用の駐車場へ。


既に標高900m。

…などということはナイショ(笑)(笑)(笑)


いざ!登拝スタート!!!


※今回は「磐座」であると自信を持って言えるものは発見できなかったので、当記事内にて紹介します。
(別ルートからは磐座が多数あるようです)

※山頂の高角神社は別記事を上げます。

※登拝歩道ではなく、車道途中に岩上祠を設けた社を発見しました。こちらも別記事にて。


熊おるんかい!(笑)


あの…喘息持ちの時間は…?

ま…80分くらいみておきましょう。
+磐座探索で20分 =計100分ほどかな?

「若人」「標準」「その他」に
「特殊」ってのを足しとこかな(笑)


登拝道はキレイに整え過ぎておらず、
登ってても楽しいかな~


お!磐座らしきものが!


迷子になりそうなパターンやね(笑)


ガレキがゴロゴロ~

期待は→大。


ぽいのがある!ある!


あります!あります!


これこそは磐座ではないかと。

簡易祝詞を奏上。


あれ?磐座は…無い???


…と思てたら。


うわわわわ~スッゴ!!!
小粒の丸岩が一面に!何千体?

いつの時代から?
信仰の対象になってたのかな???

しばし見とれ…


開けたところに出て来た!


山頂を見上げるも…

まだまだやな…。


麓を見ると…

既に絶景!


再び森の中へ…


まだまだやがな。


「関西のマッターホルン」と呼ばれる所以は、
山頂近くが急峻で尖っているから。

ということは…

こっからが大変…。


そしてまた森の中へ…

あと300mだ!!!


高所はあじさいもこれから。
(登拝日は6/29)


剥き出し岩盤。

これは祭祀場だったのかも。


お!

おお!

てっぺんだ!!!


これが1249mからの眺めか~

(人生最高所へ到達!)


山頂に鎮座する高角神社を拝しました。

八咫烏を祀る神武東征伝承地。
式内社の論社でも。


こんな山にまで登られるようになりました。
我ながら立派!立派!


ここまで約70分。

あまり寄り道せず~迷子にもならず~
順調に登ることができました。

「特殊」は70分と書いとこかな(笑)


登山者は他に2組。

1組は「山ガール」と「山おっさん」。
共に登山家スタイル。

山頂で仲良しになられた感じ。

若いべっぴんさんと見るや
声をかけたエロおやじのようです(笑)


もう1組は
ちょっとやんちゃ系「山ボーイズ」?3人組。
Tシャツ、ポロシャツにジーンズ、スニーカーなスタイル。

いや…?
「山おっさん」ちょい手前?(笑)


人生最高所の絶景を満喫し下山。


途中で「山ボーイズ(おっさん手前)」組と合流。

めちゃ礼儀正しいやん!
お寺巡りやらもしてるとか。


後で調べると東吉野村平野方面からの登山ルート上付近には、「国見岩」「揺岩」「笛吹岩」「息子岩」などの磐座があるとか。

また行く?

行けるんかな?
そちらはけっこうキツイ登りらしい?

ネットを見ると
登山家で3時間程度かかるようです。


次の日、ごくごく軽~い筋肉のハリ程度。

コロナを逆手に取り
次々と夢が叶う貴重な一年となっています。



《長い記事に最後までお付き合い頂きありがとうございました》