☆纏向矢塚古墳


大和国城上郡
奈良県桜井市東田字矢塚
(P無し、駐車場がある「纏向石塚古墳」や「纏向勝山古墳」より徒歩5分以内)


■形状
前方後円墳(纏向型前方後円墳)
■全長
93m以上(96mとも)
■築造時期
3世紀中頃以前
■埋葬施設
(未調査不明)
板石露出が見られることから縦穴式石室か
■出土品
土器(庄内Ⅲ式期)、須恵器、瓦器
■周辺の状況
纏向古墳群内
■被葬者
(不明)


「纏向石塚古墳」や「纏向勝山古墳」などと隣接し、纏向古墳群を形成する一。弥生時代に築かれたものであるゆえ、正確には「古墳」ではなく「墳丘墓」。

土器が出土したのは、導水溝と周濠の接続部分からとのこと。周濠は17~23mのようです。

※自身の勉強のためにも当記事以降、土器編年を掲載していきます。
(「庄内Ⅲ式期」→270~290年)