☆見田・大沢古墳群


大和国宇陀郡
奈良県宇陀市菟田野見田・大澤
(P無し、農家の方に許可を頂き畑の前に停めました)


「宇陀盆地南部、舌状台地上(Wiki引用)」に築かれた5基からなる古墳群。

出土した土師器から4世紀前半、つまり古墳時代前期であるとされます。
最古級となるのでしょうか。

1基が前方後方墳、残り4基が方墳。
次々と古墳が築かれ始めた時期に、この形状は貴重なもののようです。

4号墳から出土した「四獣鏡」に注目が集まりました。
5世紀以降とされていたものが、
定説を大きく覆す結果に。

決して巨大古墳ではないものの
幕開けした古墳時代の形状の推移を表す資料となることから、国史に指定されています。

※案内板には4号墳までしか掲示しておらず、近年の調査で発見されたものかと思います。
写真も4号墳までしか撮っていません。