三輪神社  (奈良市疋田)


大和国添下郡
奈良市疋田町2-7
(P無し、社前路駐は駐禁の危険有り、セブンイレブンから徒歩10分足らずですが)

■祭神
大物主神


奈良市西部の住宅密集地内にある小山(高さ10m余り)に鎮座する社。その小山自体を御神体としているようで、ご本殿無し巨樹1本が玉垣内にあり注連縄が回されています。これは勧請元と考えられる大神神社と同じ様式。
創建由緒等に関する資料は見当たりません。当地は土師氏(後に菅原氏)が根拠地としていたところですが、地質から考えて埴輪等の製作に山土を利用していたとも考えにくいかと。参道や拝殿・ご本殿周り以外は入られないようにされており、事実上の禁足地。わずか10m余りの高さとはいえ、これはやはり山自体を神とみるべきかと考えます。








樹齢はそれほどでもなさそうな感じです。

参道の途中、この奥に何かありそうです。

微かに祠らしきものがあるようです。