☆ 益田岩船
(ましたのいわふね・ますだのいわふね)


大和国高市郡
奈良県橿原市白橿町8-20-1
(P無し、奥に白橿児童センターがある登り道あり、市道か私道かは不明だが寄せて停めるか)


とにかく圧倒される巨大な岩。実物を前にするとその存在感に畏怖、周りに他の岩が見当たらないのも原因でしょうか。
正確な読みは「ましたのいわふね」。現在は「益田(ますだ)」と呼ばれていますが。
◎加工を施された石造物であり、周囲の状況を鑑みてどこかからここに運ばれたものかと思います。飛鳥には石造物が多く、これは仏教の影響。神道では神が宿る岩石に対し、決して触れずに自然のままに崇めるもの。仏教は岩石に加工を施し仏の魂を吹き込むとでもいうのでしょうか。
◎この巨石が座する周囲はほぼすべて竹林。ということは往時は木々をすべて伐採していたのではないでしょうか。つまり遠くからでもこの岩を眺めることができたのであろうと考えています。
◎この巨石は何の用途であったのかはさまざまな解釈がなされています。詳細についてはWiki引用に委ねます。
◎用途は用途として、大きな視点から考えてこの巨石は一体何なのか。陰陽道が広まったこの飛鳥時代を考慮しなければならないと思っています。それを記事にしていく予定です(記事は未作成)。






右横から(登り口から上がってきたところを正面として)

裏側から(上の写真と同様に)