28歳から37歳まで派遣社員をしていました
派遣会社から色んな会社に飛ばされました
飛ばされた会社は全て工場でした
飛ばされた会社でも色んな部署をたらいまわしにされました
給料は手取りで30万を少し上回るくらいでしたが
二交代制で夜勤もある12時間労働で体を壊しました
人間は夜に寝る生き物ですから夜勤をすると心臓の動悸が激しくなります
家に帰っても昼間にはなかなか熟睡はできず睡眠障害になりました
それ以上に辛かったのは人間関係でした
正社員からは人間扱いはされず見下され年下の正社員からも見下され舐められて
人間ってこんなにも差別をする生き物なんだなと本当に痛感させられました
もちろん正社員の人の中にも優しい人はいましたがほとんどの人は冷たかったです
本当に派遣社員をしていた時にはもっと勉強していたらこんな辛い思いや辛い体験をせずに済んだのにと何回思ったか
数え切れませんでした
そんな時に本当に心の底から思ったことは友達のありがたさでした
それと人を思いやることの大切さでした
派遣社員をやめて普通の会社に勤めるようになって人間扱いされるようになって
ふと思ったのは、派遣社員、という言葉はひびきが悪いなということです
今はまともな会社で正社員として勤めていますが仕事をさせていただけること仕事を教えていただけること
そんな当たり前のことにとても感謝しています
中学校の時に生徒指導の怖い先生が言っていた言葉を今でも覚えています
人生に無駄なことは何もないと!