私は放課後学級の支援員をしています。

色々なお子様をお預かりして見守りしています。ただただ子供を見守るだけでなく、色々な異変に敏感でないといけません。

実際、児童相談所が関与するケースも起こります。

表面的にみているだけではわからない事がいっぱい!

小さな変化や小さな傷やあざ、ちょっとした訴え、何気ない一言で驚くべき事実が裏にある事が多々あります。

宿題を見ながらも躓いているところを早く発見し、ご家族とも連携をとっていたりします。

その日その日、学校で何かあったなぁ〜って気づくこともあります。決して気を抜く事のできない仕事です。

 

ジュリーさんとメリーさんの親子関係には正直驚きました。

外から見ていると一卵性親子に見えていたのですが、実はメリーさんのパワハラによってジュリーさんは支配されていたと聞いた時、思わず胸に込み上げるものがあり涙が出てきました。

ジュリーさんの手紙に書かれていた

『母メリーは私が従順な時にはとても優しいのですが、私が少しでも彼女と違う意見を言うと気が狂ったように起こり、叩き潰すような事を平気でする人でした』

これは虐待です。感情のコントロールのできない親が子供を支配する方法です。優しい部分と鬼のような部分。子供の感情、自立した思考を奪っていきます。親の顔色を窺って生活する子供の姿が目に浮かびます。この結果が過呼吸なのでしょう。

パニック障害は今は知られている病名です。苦しんでいる方もとても多いです。

私の友人もその一人、電車にも乗れず、トイレの心配を何度もし、列にも並べない、人混みも怖い。過呼吸という目に見える状態だけではなく、目に見えない事がとっても多い。

彼女と出かける時は十分余裕のある時間を計算し、トイレ休憩、他人の目を気にしなくて良い場所を探して休憩する、薬を飲んでいるので仮眠もできるようにする。一緒に出掛けて安心していられる人間関係をつくる事が大切でした。

 

ジュリーさんは姪っ子です。

事務所の名前を「SMILE UP」を変え、被害者救済専門としその仕事が終われば廃業する。

叔父の不始末を姪っ子が背負う。

99歳の伯母の見守りをしている自分の立場と重ねると、ジュリーさんにかける言葉が見つかりません。

 

ジュリーさんの覚悟、辛いですショボーン

 

ご健康に十分御留意され、くれぐれもご自分を追い詰めないでくださいね。

私は嵐のために立ち上げてくれたジェイストームの事を忘れません。生きる目的、癌で闘病中の気持ちの支えとなってくれた事、感謝しています。

 

 

https://www.oricon.co.jp/news/2297084/full/