9月27日 日曜日 16:30

私にとって初めての「FREESTYLE」でした。

 

2008年は「FREESTYLE ALL AROUD JAPAN TOKYO」に行ける予定だったのですが、急に仕事が入ってしまい、泣く泣く諦めたのでした。

2015年 「FREESTYLE Ⅱ」は電話も繋がりませんでした。

悔しかったなぁ〜

転売屋が高額で入場券を出品していて、あったまにきていましたね。

色々な憶測を招いた個展でしたが、私はあの可愛い「パグ」の絵と「ふんどし姿のちょんまげの男の子」と「怪物くん」の絵が見たくてみたくて、悔し涙で過ごしたものです。

後でお知り合いになった強火の大野智さんファンの方と「上海まで行けばよかったね❗」と顔を合わすたびに悔しがったものです。

 

「ふんどし姿のちょんまげの男の子」には、仙台のセキスイスーパーアリーナで初対面できたのですが、アノ時の感動は言葉では言い表せません。彼の並外れた集中力と色彩力、普通の画力では想像をできない世界でした。

 

なので、前半の抽選に外れた時はもう立ち直れないくらい落ち込んでいましたが、運良く追加チケット販売でゲット。

天にも昇る心地でした。

 

前情報は一つも入れずに六本木ヒルズへ、シティビューがいかなる場所かも、いや、オグさんから高いところだと教えてもらっていましたので(高いところ大好き人間なので・・・)ワクワクしながら向かいました。

ただ、亀梨くんの自画像が展示されていること、パグの絵があること、新しい細密画があること、ジャニーさんの絵があることはテレビを通じて知ることができていました。

 

これからは、私の個人的な感想です。

 

正直、新しく描かれた絵には抽象画が多かったです。

その色彩には、胸が締め付けられる思いでした。

2015年の彼の絵は写実的で、本当にみたままを正確にキャンバスに描いていました。

あの時の謂れなきバッシングにどれだけ心を傷つけられたのだろうか❗

描けないと言っていましたね、描きたくないとも。

描くことへの恐怖をどれだけ彼の心に与えてしまったのか、

描くことが彼の心を開放するツールにならなくなってしまっていた事に愕然としてしまいました。

私は宮城のコンサートへ、大野さんのバックを片手にパグTと共に参戦した人間です。

夜空に響く彼の「two」、美しい「two」・・・・・

どんな気持ちでこのステージを迎えたのだろうと思うととても苦しかったのを覚えています。

私はどんな形でも彼の決断を信じ、応援し続ける盲目的なファンです。

だから、アノ時のバッシングがどんなに彼の心を傷つけたか、改めて今回描かれた抽象画を始めてみて涙が溢れて溢れ落ちそうになるのを必死に我慢していました。

 

勿論、抽象画の中には私の好きな絵もあって、

「ほ・し・い」と思っていました。

抽象画を描き続けたことで心が少しずつ心が開放されていったのであれば嬉しいのですが・・・

 

 

亀梨くんの自画像、彼の目の中に宝石のような色が散りばめられていて、魅入っていました。

なんてきれいな瞳なんだろう💙

怪物くんは予想以上でした、本物のほうが何倍も感動します。

愛らしいパグは、2015年の作品も見せてほしかったなぁ〜

今年のパグもとってもチャーミングでしたよ。

ジャニーさんは、愛だよね

 

作品集を読み終えて、最終的には細密画が最後に描かれたのだと知りました。

嵐の曲を聞きながら、過去の思い出をあの大きなキャンバスの中に描いたのですね。

描かれているものをよく見ていると腑に落ちることがいっぱいありました。

 

あの言葉が、今を未来を表しているのでしょうか?

 

これから、長い時間をかけてその結果を見守りたいと思います。

 

私は11月に2度めの「FREESTYLE2020」に行きます。

後半の抽選には無事に当選していました。日の暮れた夜景の中、彼の作品を再度堪能してきたいと思います。

 

今回の作品集には、画題も描かれた年代、作られた年代が記載されていませんでした。

これは、彼の意思でそうされたのか、その点も知りたい。

 

そして、過去の作品展のときに撮られたポートレートと今の彼のポートレートがありました。

今の彼の瞳が語る、悲しみとも苦悩ともどう表現していいかわからない重苦しさが、胸に重く残っています。

 

 

この作品展に行って、

 

「一日も早く、嵐から開放されて、一人の人間として、自分と向き合えるようになって欲しい」

「求められるものを、求められるままに表現して生きるのではなく、自分のために生きて欲しい」

「彼を家族のもとに返してあげたい」

 

正直、12月31日が待ち遠しい、早く2021年になってほしい。

 

どんなに辛くても、私は彼の決断を支持し、ひっそりと待ち続けると思います。

 

辛くて、そして、覚悟が決まった「FREESTYLE2020」でした。