情報通信研究機構 大洗テストフィールド(茨城県大洗町)。
大洗でも、普通は誰も来ないであろう非常に奥まったところにあります。
一見して、草が茫々に生えているだけの空き地に見えます。
しかしよく見ると、丸いアンテナがいっぱい立っています。
おそらく無人の施設と思いますが、一体何をやっているんでしょうか?
これは、地球の電離圏に発生する「プラズマバブル」という現象を測定しているようです。オーストラリアのラジオ放送を常時受信し、もしプラズマバブルが発生しているとその電波の到来方向が変化することで、現象をとらえているようです。
複数のループアンテナで到来方向がわかる、ということでしょうか。
プラズマバブルが発生すると、GPSの測位が乱れたり、放送電波の障害となることから、こういう研究が必要なんですね。
<訪問日:2024年10月>