小規模ながら充実した展示物:ひたちなか市埋蔵文化財調査センター(茨城) | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

ひたちなか市埋蔵文化財調査センター(茨城県ひたちなか市)。

虎塚古墳の横にある施設です。

 

 

虎塚ちゃんがお出迎え。

 

 

土足厳禁のためスリッパに履き替えます。

 

 

 

この地域で発掘された様々な時代のものが展示されています。土器、埴輪、土偶、刀剣などなど・・・

 

 

 

 

こちらは後谷津遺跡の製鉄炉から発掘された、炉壁だそうです。

 

 

こちら、海岸の崖の遺跡から発掘された人骨の写真。

工事用車両と崖、海、そして人骨の組み合わせがなんともシュールで衝撃的な写真でした。

 

 

2002年にひたちなか市で化石が発見され、当時、翼竜(プテラノドンのような?)の骨だとかなり盛り上がりました。「ヒタチナカリュウ」と呼ばれていました。

が、その後の調査で、翼竜ではなく「スッポン」の化石だったと・・・

まあ白亜紀の大きなスッポンの化石は、それはそれで貴重らしいですが、やはり翼竜と思っていたところからすればちょっと残念な感じです。

 

 

虎塚古墳の壁画が印刷された「手ぬぐい」が販売されていたので、思わず買ってしまいました。

 

 

規模は小さいですが、太刀類(次回紹介します)はかなり貴重なものもあり、興味があればぜひ一度ご覧になるとよいかと思います。持ち帰れる資料類も充実しています。

 

<訪問日:2024年3月>